今年のダイヤ改正で大変貌を遂げた鶴見線。少し前までは車掌さんがいて、カムをガラガラ回しながら動く電車がいて、所謂普段の鶴見線といった感じであった。


国道駅にはEV20が置いてあって、入鋏省略の印のついたA形磁気券を買えた。昨年あたりからこれらの券売機が無くなり、B形の乗車駅証明書を発行する機械が置かれ、切符が買えなくなった。


車掌さんが乗っていた時は途中下車の表記を切符に付けてもらうこともできた。先述の乗車駅証明書には「車内又は着駅で運賃をお支払いください」と書いてある。しかしながら車掌の乗っていた時代から鶴見線では車掌による運賃収受は行われていない上に着駅も無人かつEX20の精算機も無い駅ばかりだ。つまり車内でも着駅でも運賃を支払うことができないケースがざらにある。この時は切符回収箱に運賃を入れるそうだ。商店での常備券販売など復活しないものであろうか。