絶版バイク?いいえ車です
今日はバイクの修理では無いですが、一応バイクにも有る事
なので書いて見ます。
今日のネタは4輪車のエンジンの修理です、ドナーはダイハツ
ムーブH8年式L610S型走行距離112、000Kmです。
↑エンジンのヘッドカバーからオイル漏れしています、ヘッドカバー
のガスケットとプラグホールのガスケット交換したいのですが、何と
ダイハツさんプラグホールのガスケットの部品供給が有りません(・・;)
供給はヘッドカバーAssyで19000円とか、ガスケットと言っても特別
な物でも無いしバイクで言えば、フロントフォークのオイルシール見た
いな構造の物で普通一個数百円で買える部品なのです。
ただのシール不良のオイル漏れで普通なら、取替工賃と合わせても
19000円も掛からない修理に部品だけでこの値段ではね~。
ここでこのまま引っ込んではレストア屋の面子に拘わる、って事で
シールの寸法を計り部品ショップに合うシールが無いか調べて貰う。
探して見るものですねドンピシャリなシールが有りました。
まあ純正ではシールの供給が無いので、セパレーターが非分解式なの
を削って分解し、無理矢理シール交換しなければ成らないのですが。
シール交換後セパレーターをヘッドカバーにネジ山を切ってビス止め、
一応ビスにはネジロックを付けて緩み止めをして完成です。
部品と工賃で2万以上請求するか全てで1万円位に収めるか、請求
した時のお客さんの笑顔は勿論後者ですよネ!。
まあ今回はバイクのネタでは有りませんでしたが、レストア屋としては
純正部品が無いからと簡単に諦めらめない、と言う悪い癖が効を奏し
たお話しでした f^_^;
ハイパー スポーツ スクータースズキHi
リヤブレーキのカムの動きは良く成りましたが、まだブレーキレバーの
動きが渋いのでケーブルに潤滑剤を注入してみます。
久々のワイヤーインジェクター登場です、こう云う古いバイクのケーブル
だとコーティングして無いので潤滑剤を入れる事が出来ます。
ワイヤーにテフロンコーティングしているケーブルでは、ケーブルアウター
とワイヤーの隙間が無い為潤滑剤を上手く入れれません。
インジェクターで潤滑剤を入れてはワイヤーをシコシコする事数回、錆汁
が出なく成って無事ワイヤーの動きがスムーズになりましたA=´、`=)ゞ。
後はスパークプラグが摩耗していたので交換し、ミッションオイル(デフか)
の交換とエアーフィルターを清掃して完了です。
オットもう一つ忘れたいました、センタースタンドが錆びて折れ曲がって
いるのを溶接して修理します。
スズキのスタンドは中空パイプで出来ているので、古く成ると錆びて折れ
曲ったりします、確かジョグあたりは棒材なので錆ても折れなかった様な
気がします。
さてこれでスズキHiの整備(レストアと云う程では無い?)は、一先ず完了
です、試運転で往年のウイリースクーターの片鱗を感じる事も出来ました、
後はお客さんに乗って様子を見て貰います。
hyper sport スクーター
今日は絶版バイクと言うのか絶版スクーターって言えば良いのか、
スズキHiと言う絶版スクーターの整備をしました。
今じゃ若い人で知る人も居ないかも知れない20年以上前のスクーター
です。(当時流行っていたスクーターレースで最強マシンでしたね(^-^)/)
エンジンは快調なのですが、ブレーキが引きずっているしスタンドも
折れ曲がっている。
早速前後ブレーキを整備します、案の定ブレーキカムシャフトが錆び
てしぶいので錆びを落としグリースを塗布してOK。
ついでにメーターギアもバラしてグリースUP、
メーターケーブルも錆びが出ているので、コチラも清掃とグリースUP。
全体のヤレ具合からしても走行距離はあまり行って無い様です、エンジン
の圧縮も普通に有る様だし暫くは行けそうです。
ただ部品交換が必要になるとチョット部品供給が心配なのですが、今の
所部品を交換しなければ成らない箇所は無いのでこのまま行けるかも?。
遅くなったので続きはまた次回。