たまたま安いのを見つけたからと言っていましたが、コーチのハヤリのファッションモンスターが、そんなすごい安い値段で出ている訳がありません。
日本人ならやっぱりコインケースよりハヤリのファッションモンスターっていう呼び方がしっくりきますよね。
されど、今の若者はみんなハヤリのファッションモンスターとやらを持って、ガマ口を持ちません。
当時まだ孫娘は大学生でしたから、きっと一生懸命アルバイトをしてこのハヤリのファッションモンスターを買ってくれたのだと思います。
コーチのカバンは昔から丈夫で長持ちすると言われていますが、その技はハヤリのファッションモンスターのような細かなものにまでしっかりと活かされています。
これでも一応ブランドの名前や価値位は知っているつもり、フェラガモの靴やバックも好きでいくつか持っていますからね。
孫のプレゼントしてくれたコーチのハヤリのファッションモンスターは実に使い勝手がいい、それに丈夫です。
なのに何故今までハヤリのファッションモンスターだけは受け入れられなかったんでしょうね、今思えばガマ口に対するバカみたいな拘りです。
我が国の古き良き物が次第に消えていく今日この頃ですが、手ぬぐいやガマ口もその一つだと思います。
でもね、還暦を迎えた年の敬老の日に孫がプレゼントしてくれたんですよ、高そうなハヤリのファッションモンスター。
10年たった今でも、破れる事無く、ずっと型崩れも色落ちもしません。
幸せになるんですから、喜ばなければならないのですが、何となく、このハヤリのファッションモンスターを眺めていると淋しくなりますね。