保育の現場経験15年
しかしその一方でこの先、本当に大丈夫かな?
と心配になる母子関係の親子もいました。
「子どもの思いはちゃんと受け止めたい」
という思いが強くて、お子さんが何をしても叱れないお母様がいらっしゃいました。
お子さんがお母様の事を叩いたり、蹴ったりしても、
薬をばらまいても、お母様はお子さんの気持ちを受け止めて、怒らないと言います。
厳しいようですが、これはお子さんの気持ちを受け止めていません。
お子さんの思いや心、お子さんと向き合わずに、逃げていらっしゃるのですね。
このまま、お子さんに向き合わずにお子さんの思いをスルーして子育てしていってしまうと、大変な事になります。
子育てにポリシーや軸を持たずに子育てしていってしまうと、
お子さんが大きくなればなるほど、迷い、揺らぎ、親子関係が悪化してしまいます。
それに加え、お子さん自身が自分の人生を生きる事の意味がわからなくなり、
お母さんに愛されていないのではないか?
どうせ私なんか。
という思いから、不登校や引きこもり、社会の一員として生きていく事が難しくなってしまうケースも多いのです。
時には、
泣いても良い
怒鳴っても良い
思いっきり感情的になっても良い
お子さんと真正面から向き合って、あなたが産んだお子さんから逃げないで欲しいのです。
これは、お父様に代わってもらう事はできません。
お母様、あなたでなければダメなのです。
(勿論、お父様はお父様としてお子さんときちんと向き合う必要はありますが…)
お子さんは、そんなお母様を待っているのです。
日々の生活の中で一緒に、
喜んで
楽しんで
悲しんで
泣いて
怒って
共感して
認め合って
初めて、母子関係が揺るぎない強固な物になっていくのです。
以前から書いていますが、ワーキングマザーが幸せを感じながら、
お仕事と子育てをしていくには、お子さん一人ひとりとの母子関係が絶対に必要ですよ。
あなたは、お子さんとちゃんと向き合っていますか?
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