ワーキングマザーが一番辛い時の特効薬は子ども | 保育歴25年保育士のブログ

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子ども子育てコンサルタント
保育の現場経験25年

忙しいワーキングマザーの強い味方
チャイルドカウンセラーの白鳥夏帆です

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仕事が忙しくなると、時間に加え気持ちにもゆとりがなくなってきます。


そこに、不意の予期しない出来事が重なったら、もうお手上げ。


お子さんが1人ならまだ何とか乗り切れるのに、


小学校の行事。


保育園の事。


そうこうしていたら、お子さんが交代に熱。


1つ上手くいかなくなると、全てが崩れて泣きっ面に蜂。


誰か助けて~と叫びたくなってしまう事、ありませんか?



その時、一番助けになってくれる物って何だかわかりますか?



一番近くにいる、

「お子さんの存在」

ですよ。


これ絶対です!!



だって、あなたは日々誰のために頑張っているのですか?



お子さん、旦那様、家族のためではありませんか?



わたしがまだ、保育士3年目くらいの頃。つまり20代前半ですね。


プライベートで辛い事があり、職場にも迷惑をかけてしまいました。


その時、仕事続けられないかもしれないなあと、漠然と思ったのです。


そうしたら、その時の園長先生が、


「私も、辛い時があったわ。乳がんだったんだけどね。


その時、私の支えになったのがね、目の前の子どもたちの笑顔だったのよ。



だからね、あなたも大丈夫。


この先もきっと、子ども達が助けてくれるから。



今は辛いかもしれないけど、私も相談に乗るからね。


きっと乗り越えられるわよ」



そう言って、柔らかな微笑みで私を包んでくださいました。



その後、何回も辛い事、悲しい事、色々な事がありました。


でも、20代の頃は目の前の子どもの笑顔すら、見えなくなってしまう事もありました。


辛い、辛いと、嫌な事に目を向けて、自分がどんなに辛い境遇にいるのかという事にしか、目がいかず、


正直、子どもの大きな声がストレスに感じる事もありました。


もはや、自分の事しか考えられない状態。


その時、子どもたちはどんな目で私を見ていたのだろう?


と思い返すと、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになります。



しかし30代の今、子どもたちと向き合って15年以上が経って、


あの時の園長先生の言葉が痛いほどわかるようになりました。



もちろん、何か起きた時は始めはいっぱいいっぱい。


でも、目の前の20人の子どもたちの笑顔、喧嘩する姿、泣き顔を見ると、


心の底から愛おしさが湧いてくるのです。


なんて可愛いのだろう。

なんて癒されるのだろう。



そして、私の心の内を全て知っているかのように、心配そうに少し距離をおいて見つめているのです。


はっとして、にっこり笑顔でお返しすると、



とびきりの笑顔で、近寄ってきて甘えん坊になるのです。



気付いたら、今日は3人の子ども達が私の膝の上を占領していました(笑)



子どもは、大好きな大人の心をしっかりと見つめています。



張り詰めている時は、少し遠巻きに心配しています。



少し心が緩むと、すかさず距離を縮めて膝の上に…。



そんな時、しっかり子どもを抱きしめてみてください。



心の奥底の冷たく冷えきった所が、温もりを取り戻していくのが分かりますよ。


(今日は寒かったので、冷え性の冷たい手で触ったら、ちょっと怒られてしまったのでその辺は要注意です。笑)



この世にこれ以上の癒しがあるのだろうか?と思います。


どんなに強い、精神安定剤よりも効果絶大ですよ。


家事に、仕事に、子どもたちの育児。


家族が多いと本当に大変です。


でもね、本当に辛い時支えになるのは、


お子さんの存在。

お子さんの笑顔なのです。



一番近くにいる、一番大切なかけがえのない命。


一緒に育てていきましょうね。