忙しいワーキングマザーの強い味方
チャイルドカウンセラー白鳥夏帆です
「◯◯していい?」
お母様と男の子の会話中、男の子の口から出てきた言葉。
聞いていて、とても気になりました。
まだ小学校に入る前の子が、正解を探し、
何かをする時に、お母様に許可を取る。
何が合っていて、何が間違っているのか?
分からないから、必死にお母様に正解を確認するのでしょう。
何か行動する前に規制が入るから、
やって良いのか?悪いのか?
確認をする様になったのでしょう。
その子の言葉から、その子に日常関わる大人の関わり方が見えてきます。
人として、社会で生活していく上で大切な事は、大人として伝えていかなければなりません。
しかし、乳幼児の子にとって今自分がやっている事、したいと思っている事が、
合っているのか?違っているのか?
確かめる事が、この子の未来につながるとは思えません。
合っているのか、間違っているのか?を気にするより、
子どもはまずは体験。
実際にやってみて自分にとってどうだったのか?
嫌だったら、やり直せば良い。
気に入ったなら、またやれば良い。
ただそれだけ。合っている、間違っているの物差しは大人の物。
大人の物差しで動かされた子どもの心は、ぐらぐら不安定になってしまいますよ。
だって、大人の物差しは人それぞれ違うから。
聞く大人によって、いう事が違う。
子どもが不安になるのは当然です。
だから、大人の顔色を伺って行動する子どもが増えていくのです。
合っているのか?間違っているのか?
を提示する事ではなく、
何でも「チャレンジしてみたい」
という、子どもの好奇心を支えるのが大人の役割なのです。
