子どものやる気を引き出す | 保育歴25年保育士のブログ

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保育の現場経験25年

忙しいワーキングマザーの強い味方
チャイルドカウンセラー白鳥夏帆です

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「あってる?」

「◯◯していい?」


お母様と男の子の会話中、男の子の口から出てきた言葉。

聞いていて、とても気になりました。



まだ小学校に入る前の子が、正解を探し、

何かをする時に、お母様に許可を取る。



何が合っていて、何が間違っているのか?

分からないから、必死にお母様に正解を確認するのでしょう。


何か行動する前に規制が入るから、

やって良いのか?悪いのか?

確認をする様になったのでしょう。


その子の言葉から、その子に日常関わる大人の関わり方が見えてきます。


人として、社会で生活していく上で大切な事は、大人として伝えていかなければなりません。


しかし、乳幼児の子にとって今自分がやっている事、したいと思っている事が、


合っているのか?違っているのか?
確かめる事が、この子の未来につながるとは思えません。


合っているのか、間違っているのか?を気にするより、


子どもはまずは体験。
実際にやってみて自分にとってどうだったのか?

嫌だったら、やり直せば良い。

気に入ったなら、またやれば良い。


ただそれだけ。合っている、間違っているの物差しは大人の物。

大人の物差しで動かされた子どもの心は、ぐらぐら不安定になってしまいますよ。


だって、大人の物差しは人それぞれ違うから。


聞く大人によって、いう事が違う。
子どもが不安になるのは当然です。

だから、大人の顔色を伺って行動する子どもが増えていくのです。


合っているのか?間違っているのか?
を提示する事ではなく、


何でも「チャレンジしてみたい」
という、子どもの好奇心を支えるのが大人の役割なのです。