わがままと自由なありのままの自分の違い | 保育歴25年保育士のブログ

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チャイルドカウンセラーの白鳥夏帆です

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先日、長年教育者として現場で子どもを見てきた仲間と一緒に食事をしながら、


子どもや親御さんについて話す機会がありました。


子どもたちが将来、主体的に本当の自分の気持ちを尊重しながら、


進みたい道を進み(使命を果たす)、


幸せに暮らしていくには生まれた時から、


親御さんや私達教育者がどんな育児、しつけ、教育をしていけば良いのか?


子どもは、親御さん、育った環境、受けた教育、社会の価値観に、よって、


成長するに連れて、自分の本当の気持ちより、

それらを優先して育っていくので、

大人になる頃には、自分の本当の気持ちが何なのかわからなくなり、


ありのままの自分で生きる事ができなくなる方がとても多いです。



それが度を越すと、鬱や引きこもりになります。


なぜなら、自分が何のために生きているのか?

生きる意味を見失ってしまうから。


お母様やお父様の期待、社会の常識を最優先にして生きていくと、


自分の本当の気持ちが見えなくなってしまうのです。


しかし、子どもの成長発達を保障するという視点から見た時、


だからと言って、では何でもOK。


好きなようにやっていいよ。


と言うわけではありません。


好き勝手と本当の気持ちを尊重するとでは、全く違うのですね。


これを混同して捉えてしまう方が多いなあと、最近思います。


自分の本当の気持ちを尊重し自由に生きる事と、好き勝手に何でもOKで生きる違いを、

分かりやすく端的に言うと、


好き勝手に生きても、自分は充実感や達成感を感じる事ができず、


無気力になっていくという事。


つまり、幸福感を感じて生きていく事ができなという事。


お子さんの言う事を何でも受け入れ、好き勝手、わがままに育てた結果そうなる事が多い様です。


以前、あるお母様から

「自分が厳しく言ったり、しつけした事で後々登校拒否になったりしたら困るから、

叱る自信がないのです」


と正直な気持ちをお聞きした事があります。


私は、

「お子さんを厳しく叱ったからと言って、それだけで不登校になる事は殆どありません」


とお答えしました。


このお母様はその様な理由で、お子さんの言う事何でも受け入れていました。


お子さんを厳しく叱る事で不登校になったら困ると思って、

お子さんの言う事を何でも受け入れていたら、

それこそ、不登校につながりかねません。


お子さんの本当の気持ちを尊重しながら自由に生きていける様になる子育てについては、


長くなりましたので、また次回お話しますね。