ほんのちょっとの工夫が食欲につながる | 保育歴25年保育士のブログ

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チャイルドカウンセラーの白鳥夏帆です


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「うちの子、身体が小さくて食べる量が少ないのです。大丈夫でしょうか?」


お母様から良くあるご相談です。


中には、1時間以上食卓に座るように言って、

お子さんに食べるよう勧めているお母様も…。


これ、逆効果です。笑


食事が苦痛になっちゃいますよ。


どうやらこのお母様、ついにこの前お子さんに、


「うるさい」と言われてしまったようです。


乳幼児の食事時間の目安は30分です。


それでも食べて欲しかったら、やはり作る側のお母様が少し工夫される必要があります。


お子さんが苦手なメニューを出さないのではなく、


なるべく食べやすいように調理する。


自分1人では、中々食べられず時間がかかるのなら、

30分経過した時点で手伝ってあげ、食べられた事実を認める。

一緒に、プランターでお野菜を作ってみる。


一緒に簡単なお料理をしてみる。


などお子さんは、大人側の少しの工夫とアイデアで、


びっくりするくらい、食べられるようになったりするのです。


お料理の苦手なお母様もいらっしゃると思いますが、


そんなお母様にも出来るほんのちょっとの工夫が必ずあります。


ほんのちょっとの工夫と一緒に私は、


とにかく、大いに認める事。


を大切にしています。


昨日より今日、ほんの小さな一口でも食べられた、または口に入れてみたら、

(その後例え出してしまったとしても…)


「すごい!食べられたね。すごいね!」

ととにかく、大喜び。


子どもより、私の方が何倍も喜んでいます。笑


そんなやり取りを食事時、毎日一回で良いので繰り返しやっていると、


子どもは勇気づけられて、自分でピカピカに食べられるようになるのです。


「食べなさい!」と言うより、


大人も子どもも、食事時間を楽しめるし、効果も絶大ですよ。