チャイルドカウンセラーの白鳥夏帆です
「うちの子、身体が小さくて食べる量が少ないのです。大丈夫でしょうか?」
お母様から良くあるご相談です。
中には、1時間以上食卓に座るように言って、
お子さんに食べるよう勧めているお母様も…。
これ、逆効果です。笑
食事が苦痛になっちゃいますよ。
どうやらこのお母様、ついにこの前お子さんに、
「うるさい」と言われてしまったようです。
乳幼児の食事時間の目安は30分です。
それでも食べて欲しかったら、やはり作る側のお母様が少し工夫される必要があります。
お子さんが苦手なメニューを出さないのではなく、
なるべく食べやすいように調理する。
自分1人では、中々食べられず時間がかかるのなら、
30分経過した時点で手伝ってあげ、食べられた事実を認める。
一緒に、プランターでお野菜を作ってみる。
一緒に簡単なお料理をしてみる。
などお子さんは、大人側の少しの工夫とアイデアで、
びっくりするくらい、食べられるようになったりするのです。
お料理の苦手なお母様もいらっしゃると思いますが、
そんなお母様にも出来るほんのちょっとの工夫が必ずあります。
ほんのちょっとの工夫と一緒に私は、
とにかく、大いに認める事。
を大切にしています。
昨日より今日、ほんの小さな一口でも食べられた、または口に入れてみたら、
(その後例え出してしまったとしても…)
「すごい!食べられたね。すごいね!」
ととにかく、大喜び。
子どもより、私の方が何倍も喜んでいます。笑
そんなやり取りを食事時、毎日一回で良いので繰り返しやっていると、
子どもは勇気づけられて、自分でピカピカに食べられるようになるのです。
「食べなさい!」と言うより、
大人も子どもも、食事時間を楽しめるし、効果も絶大ですよ。


