前ブログの続き

 

熊本市役所でひと仕事を終えた後、

最上階にある展望台へ。

仕事中、雑談しているときに、

展望台が熊本城のビュースポットだと

教えてもらい、

その足で駆けつけてみたわけですが、

じっくり見ていたら、

2016年の熊本地震の爪痕が

まだ残っていることに気づきました。

一見大丈夫そうな外観でも

屋根がうねっていたり、

ひびが入っていたり、

中には

土台しか残っていないエリアも。

ここは「飯田丸五階櫓」があった場所で、

地震直後、

残った石垣が建物を支えて踏ん張っており、

当時、「奇跡の一本石垣」と呼ばれ、

見る者に元気をもたらしてくれたそう。

その後、倒壊の恐れがあるので

櫓は一旦撤去し、石垣の修復に取り掛かり、

現在、石垣はほぼ完成。

 

いっぽう、既に修復を終えた天守閣は、

見学が可能で、

開放された6階の展望室では

観光客の姿がちらほら。

加藤清正公がおよそ400年前に築城した

熊本城。

できれば間近で見学したかったけれど、

次の予定が詰まっていたので、

それはまたの機会にして、

隙間時間にランチをとるべく

近くのレストランへ向かうことに。

熊本名物と言えば、

「太平燕(タイピーエン)」。

その老舗、「紅蘭亭」で頂きました。

見た目はちゃんぽんですが、

麺がうどんでもそばでもなく、

春雨であることが大きな特徴で、

とにかくあっさりとした味わい。

 

完食後は、

あわただしく次の取材場所へ移動。

 

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