北海道から上京し、

麻布台ヒルズで

最先端の街並みを見学した母。

 

思った以上に楽しかったようなので、

あくる日、

今度はライフスタイル発信基地、

二子玉川の蔦屋家電へ繰り出しました。

オシャレな家電を珍しそうに眺めた後は、

書籍やその関連グッズが陳列された

コーナーへ。

 

久々に来た私は

母がいることを忘れ、

本の森の中に入り込み、

しばし至福のひとときを過ごしました。

やがて、館内を探訪しまくった母が

感嘆しながらひとこと、

 

札幌にあった蔦屋は

商売がうまくいかなかったのか

閉店してしまったのよ。

ここまでしっかりとお金をかけて作り込めば、

札幌の店も成功していたかも知れないわねー

 

札幌に蔦屋文化が

根付かなかった理由を

静かに分析し始めたのでした。

 

そうこうするうちにお昼の時間。

せっかくなので

母が食べたことがないという火鍋に挑戦。

面白い形をしたキノコたちが食卓に並び、

2種類のスープが入った鍋が登場すると、

 

「わぉ!丸い木の実が浮いてるわ」

 

と母の目が大きく見開かれました。

道民にとっては

ジンギスカンでなじみ深いラム肉もサーブされ、

漢方がたっぷり入ったスープにくぐらせて

しゃぶしゃぶ。

 

辛いのがあまり得意ではないのに、

真っ赤な唐辛子のスープの方に

やたら具材を入れたがるのは、

母の持ち前の好奇心ゆえか。

丸い実の漢方も

どんな味がするのか興味津々で、

トライしては

「硬い」とか

「漢方くさい」とか

あれこれ感想を述べながら

楽しそうに完食でフィニッシュ。

 

その後、館内を上から辿り、

母娘で洋服や靴を試着しては購入、

物欲が満たされたところで

スイーツで一服。

話は尽きることなく

時間が過ぎていきましたニコニコ