前ブログの続き。

海霧が立ち上る幻想的な

舞鶴の朝を迎えました。

海面から湯気がホワホワ

上がってるようにも見える面白い現象に

見入ることしばし。

目の前のフェリーターミナルでは、

船が停泊中で

どこに向かう船なのかと気になって、

カメラをズームしてみれば、

船体には「水産庁」という表記が。

調べてみると、

水産庁は漁業取締船の役目を担う

用船を抱えており、

洸星」と名付けられたこの船も

そのひとつらしい。

豊かな漁場の日本海が広がる舞鶴は、

国内外の密漁に

常時目を光らせる必要があるようで、

この時も

朝早くから出航の準備を始めていました。

そんなピリッと張り詰めた様子の

エリアの近くでは、

まったりと羽を休めるカモメの姿が。

やがて完全に日が昇り、

辺りが明るくなるにつれ、

海霧はふわっと空中に消えていき、

湾向こうの穏やかな漁村の景色が

見えるようになってきました。

霧が晴れると、

ビルだと思っていた横長の巨大な建物が、

護衛艦だったことがわかって大興奮。

 

鶴が舞うと書く「舞鶴」は、

優美で静かな街をイメージしがちですが、

歴史を辿れば

海軍ゆかりの地として、

さまざまな遺産が点在する

めっちゃ硬派で重厚感に満ちた

場所だったのでした。

ホテルのレストランで朝ご飯を頂いて、

チェックアウトまで一仕事をしてから

その舞鶴市の歴史の一端に触れるべく

市内を散策してみることに。

 

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