どうしても何かがうまくいかないとき、
「手放してみる」って、
とても勇気がいるけれど
ものすごい解決策の一つのようです。
人間って、実は
いつもいつも、
最善に戻ろう戻ろうと、
もっといいものになろうなろうとするのだそうです。
「手に泥や炭が付いたら洗おうとするのはなぜ?」
と、カウンセラーの先生に聞かれたことがあります。
なぜなのだろう?
とても自然にする行為なので
改めてなぜ?と聞かれると・・・
「汚れているから」
「気持ち悪いから」
いや、ほんとその通りです(笑)
先生曰く、
<炭や、泥は自分ではないと知っているから。>
なんだそうです。
自分ではないものを、人は排除しようとするし、
その前に、自分ではないものに対しては
きちんと違和感を感じるようになっているんです。
昔、とても大切なご縁と感じているのに
全く持って足並みがそろわなくなり、
なんだかうまくいかないな、ということがありました。
そして1年ほど離れて、
またご縁が繋がったとき、
びっくりするくらいに本来の自分になっていて、
とってもスムーズに
すべてが進むようになっていたんです。
その方も出逢ったころのように魅力的で
全部のタイミングが
ことごとくあっている感じでした。
それまでは、ことごとく・・・
タイミングや意見が合わなかったのに(笑)
自分の中での要らない「自我のエネルギー」が
すべてをうまくいかなくしていたんだなあと思ったんです。
ようやく本当の繋がりを
持てたんだなあと思えたし、
人は必ず、最善の形で
ご縁を生かしていけるものなんだと
確信できた瞬間でした。
本来の輝く自分でいるならば、
大切なものは、すべて
振出しに戻るように戻ってくる。
「自然なあなた」には、
自然な「もの」「こと」が
そろってくるってことなんだと思うんです。
そして、もし不要なものであったなら、
あなたの前からいなくなるし、
それは悪いことではないということ。
昔見た映画の中で、こんなセリフがありました。
「一度手放して戻ってきたものは、永遠に自分のものになる」
本当は、自分と共にあることが自然なものだからこそ、
あなたのもとに還ってくる。
(本当は、離れてもいなかった)
そしてそのつながりは、
ちょっとしたことで崩れることのない
ゆるぎないものであることが感覚的にわかる。
それを繋がれなくしているのは
「自我」が発する、
ネガティブなエネルギーが邪魔をしているから。
(猜疑心とか、不信のこころなど)
一度手放すってことは、
宇宙に放り投げるってこと。
宇宙にクリーニングを任せる。
そして、宇宙に放り投げるってことは、
深いところで信じていること。
宇宙のエネルギーは、
最善にもどろうもどろうとし、
よきものに変わろう、変わろうとする。
安心して、不要なものを手放そう。
あなたらしいあなたの原型にふさわしいことが
必ず、自然な形でやってくるから。
*スカイビルから望む
