ぴあの映画館初日満足度ナンバーワンだった!という
「劇場版 進撃の巨人Season2〜覚醒の咆哮〜」
観てきました。
いつもながら、
音楽も、本当に素晴らしい~!!![]()
進撃の巨人、、
って、最初はなんだかエグくてグロくて
そして、あまりに哀しくて
見るのが大変でした![]()
しかし、目を覆いながらも
頑張って人が食われるシーンを乗り越えていくと(笑)
この原作者・・・・
「何か大いなるものに書かされてるのかも!」ということが
わかってきた瞬間があり
人類が戦っているものはいったい何なのか。
人類がいまだ恐れているものはいったい何なのか。
人類以外のものっていったい何なのか。
色んなテーマが織り込まれていて、
そして、究極の時に
人がどんな思いになって
どんな行動をするのか、
などなど、本当に興味深いものです。
エレン。
中でも、私にとっては
「覚醒」というテーマが常に鳴り響いて
観えてきます。
人は、どんなとき、覚醒するのか。
エレンは、最初の覚醒で
怒りによって「巨人」となったように思います。
(巨人になっても、エレンのやさしさが見え隠れしているとこがいいですね♪)
そして今回、
このSeason2の名シーンではっきりとわかったこと。
エレンは、
段階を踏んで覚醒していくのですが、
そこには、トリガーが必要で
だけども、
「怒り」というきっかけだけでは
その「覚醒」は起こらないのですね。
何度も巨人になることに失敗しています。
思い返してみると、
いつもきっかけとなるのは
ミカサの危機なんですよね。
(普段はミカサのほうが強くて護られているのに・・・)
初めて巨人になったときも、
人類として最強の能力があると気づくときも、
エレンが、信じられないような力を発揮するその時には
「護りたいモノ」(顕在意識ではそう思っていなくても)
が危機にさらされているときなんだよねえ。
と、私が言うと
進撃の巨人の存在を私に教えてくれた娘が、ふと、
「それが、愛、なんじゃないのかな。」
と、言いました。
「愛」って、本当に色んな顔で響いてきて
薄っぺらく聞こえてくることもありますが
このとき、
この娘のいう「愛」
という響きは、
地の底から響いてくるような迫力がありました。
人は、怒りや悲しみや、そして
悔しさなど、様々なトリガーで変わろうとするけれど、
人が本当に覚醒するのは「愛」によってなのだ、と。
そして、その「愛」を持って「覚醒」をした人に、
成し遂げられないことなどないのだ、と。


