以前地元で、なぜこの人の励ましがこんなにも重いんだろう?
というような事がありました。
とても期待してくれているし、誉めてくれるし、でも何がそんなに私の心にひっかかるのだろう?という感じでした。
ちょうどタイムリーに、堀口ひとみさんからのメルマガが届きました。
今回は、ひとみさんが「苦手な人と仲良くする」ことで、業績をあげる事が出来たというお話でした。
その中で、スタッフの方達に「自分の得意な分野(接客)を伸ばす事を強いて、期待していた」けどその期待の仕方は「依存」だった。という内容がありました。
そして、ひとみさんは、苦手なスタッフの中に飛び込んで、自分の苦手な分野の事を質問したそうです。
どんどん質問して、ファッション感覚をスタッフから教わろうと思ったそうです。
そうすると!あれよあれよというまに業績達成。
ひとみさんが「エゴ」を突き抜けた瞬間だったのでしょうね!
「期待していたのに裏切られた」
よく聞くフレーズですが、その期待が、結構「依存」ではないのかな?と思ったりするのです。
期待とは、物事がこうあるべきだと自分が思っていることや、思い描いているイメージのことですよね。
例えば・・・
「こうあるべきだ」
「するべきだ」
「せねばならぬ」
「こうならなければ」
「こうなるはずだ」
「するのが当然だ」
「する必要がある」
期待するということは、その人や物事をとっても認めていると言う事なのですが、これも波形が同じなのでしょうか?依存に陥りやすいと言われています。
でも依存というプロセスは、人が成長するうえで必ず通る大切なプロセスです。
私がちょっと心配するのは、期待という仮面をかぶって非難しながら、実は依存している時です。
「期待を裏切る」という言葉は「依存心を裏切る」という表現が正しいのでは?と思うほどです。
最近思うのですが、「本当に裏切ること・裏切られる事」って殆どないような気がします。
でも最初の期待の段階で、コミュニケーションが不足していたり、自分自身が心に大きな問題を抱えていると
知らず知らずのうちに間違った期待をして、裏切られたと思ってしまうようなことが多いように思う今日この頃です。
そう考えると、地元での違和感は「な~んだ私が最初に背伸びしていたからなんだ~」
と簡単な答えが出てきました!
ひとみさんが凄いと思うのは、素直にその自我の殻を破って、他力本願ではなく自分が自立をして周りと「和」することにより、スタッフの方が求めている本当の「期待」をするにいたったと言う事です。
相手を本当の意味で認め、協力し合い、まさに WIN-WIN の関係ですよね。
その相乗効果を想像すると、楽しいですね!