今日はプレゼンテーションの帰りに、支部長とお話をする中で、気づいた事がありました。
この支部長は同じ年ですが、長いだけではないキャリアと情熱と誠実さがあります。
(このページをご存知なので、ちょっとだけゴマすっときます・笑)
「職業使命感」をきっちり持って、そして新人を育てる時もゆずらない「こだわり」を持っています。
それは「セールスプロセス」です。
そして、指導だけではなく、身をもってお客様の前でその信念を示してくれます。
誰のためなのか、何のためなのか、相手の立場に立っているか。
ここがずれると、商談に行かせてくれません。
義理の契約にここまで嫌な顔する管理職の方を見たことがありません(笑)。
生き残る為には「本物の魂とスキルを持ったセールスパーソンになること」が必要だと思っているからです。
今日、その支部長が
「損得勘定になってくると、解約返戻金がいくら安いとか、損金になるとかならないとか・・・。
細かいディティールばかり。それだったら、他にも沢山あるよ。
少しでも安い通販の保険にすればいいじゃない。
でも、私達の一番の着地点は・・・お客様に万が一の事があった場合、
すなわち、保険が保険としての本当の”使命”を果たさんとする時に、そのお客様のご家族を本当に守ってあげられて、心配しながら天国に言ってしまったお父さんの気持ちを家族が十分に感じるだけでなく
実際にきちんと生活が出来て、ありがとう、助かった、あなたに出会えてよかった!
と言ってもらえる保障とサービスを提供する事でしょう?」
と言いました。
この人は本物だなと思いました。
そして、本物のリーダーに指導を受けられるということは、大変幸せです。
そして今私がぶつかっているこの壁は、いたるところで試されています。
PTAや養成講座、母として、娘として・・・
「何のために?」という事です。
昨日書いた「34丁目の奇跡」の中で、サンタクロースが司法の場で糾弾されるシーンがあります。
サンタはいるのかいないのか?サンタがいる事を証明しろ!トナカイで空を飛べ!
本物のサンタと名乗るこのおじいさんを精神病院に送れ!!!と。
ニューヨーク州は悲しみに包まれます。
このような裁判が行われる事自体が、悲しみなのです。
しかし、街のいたるところに「私は信じます!」「わが社は信じます!」の看板が並びます。
裁判官の最後の結びが実にかっこいい。
一ドル紙幣には「我々は神を信じます」と書いてあることを指し示し
「お札に書いてるということは、これはアメリカ政府の見解です。
しかし、アメリカ政府が神の存在を証明したという事ではありません。
ここで談義されるのは、神がいるのかいないのか、証明できるかではないのです。
大切なのは、目に見えぬものの大切さを公認している、国民と政府の総意です。
よって、ニューヨーク州はサンタクロースを公認します。(要約)」
「何のため?」
裁判官は、ニューヨーク州の人々の「夢と希望」の方を選んだのです。
支部長の口癖ですが「着地点はどこ?」
「しあわせな人生の実現」以外にはないのです。
今の保険の仕事も、カウンセリングも。
ベクトルはどこに向いているのだろうか?
私の行動は、目の前の人のしあわせに貢献しているだろうか?
常に問いつづけて行きたい所です。