吉野さんメソッド?プチハピ体験 | ☆みかっちの「しあわせ感性を高める♡」ブログ☆

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人生のどんなシーンをも、十分乗り越えられる生命力。
あなたには備わっている!
生命力こそがすべての難問解決の秘訣♡

朝の船の中で、島の老人会会長さんに声をかけられた。
この会長さんは、人気ゲーム「どうぶつのもり」のコトブキ村長さんを髣髴とさせる(笑)。

「南風子ちゃん、眼科まで乗せていってくれへん?」

この便で出ると、職場にギリギリに入る。
(遅刻するかも・・・。どうしよう。)
頭の中で駆け引き。

その時、吉野さんの笑顔と「プチハピ」の文字が浮かんだ。
(ええいっ!遅刻しても死にはしない!)

「いいですよ!」
笑顔で答えてみた。
ん?意外と「言葉を放つ」と腹が決まる。

車で走り始めた。

会長さんは、今の立派な高速船の前の鉄船の船長を28年間やり遂げた。

「物凄い南風(マゼ)で航行している時、あまりの責任感に、喉がからからになってバケツ一杯水を飲んだよ!」
「へええ!でもそうでしたね~。みんなが吐く為の洗面器も置いておりましたしね(笑)」
「それを思ったら、今の船は夢見たいやな~。早くて大きくて。」
「本当ですね~。」

そんな話をしながら、ドライブをしていた。

「実は船を下りたときな、南風子ちゃんのおかあちゃんが”28年間本当にご苦労様でした”って深深とお辞儀をしてくれたんやで。ご苦労様ってきちんと言ってくれたのは、何とあんたのおかあちゃんだけやった。嬉しかったなあ。」と目頭を抑えられた。

私の知らない母の姿に、私も涙がにじんだ。

「あたりまえの事をちゃんと言うって結構出来てないんかもな。」

本当にその通りかもしれないと思った。

そして急に思い出した。

「そうだ!会長さん。今年、私PTAの広報なんです。島の古今東西と言う記事、何にしようかと思ってたんですが”昔の交通”と言う事でお話を聞かせていただけませんか?今の子達はびっくりするでしょうし、親御さんは懐かしく思い出すのではないでしょうか?」と訪ねた。

「喜んで!」と満面の笑みで答えてくださった。

吉野さんの「プチハピ」侮れません!

本田健さんが「死ぬ時に後悔する事は愛を引っ込めた事」と言われていたことを思い出しました。

私は今まで、何度愛を引っ込めてきたのだろう?
何度勇気を引っ込めてきたのだろう?

こんな小さな「プチハピ」にも、大きな大きな得るものがある。
そして、誰かの為になる喜びを味わう事が出来る。
そして次から次へと、展開していく喜び。

本田健さんは当時の牧師さんの言葉を引いて、こうも言われています。

「上手く出来ない時でも、自分をゆるしてください。
 そして次の機会には、もう少し勇気をもって愛を表現してください。」


・・・会長さんを送った後、急に我に帰った。

「げ~!あと1分!(笑)」