毎日が実験97 | 繭家の人生こぼれ繭

繭家の人生こぼれ繭

人にも自然素材にも優劣なんかない。『こぼれ繭』と呼ばれていたものに目をかけて、愛情を持って「カタチ」のある製品にする。そこから生まれる「やさしさ」から「人やモノ」を思いやる心が生まれるのだと思います。

京都のあぶらとり紙で有名なよーじやさんで、25年程「よーじやのまゆ珠」という商品名で販売をしていただいておりました‥長い間本当にありがとうございました。段々と歳を重ねてきて、よーじやさんの販売数量に合わせる製造がおぼつかなくなり、ご迷惑をおかけしては申し訳なく思いまして、2年前から地元だけの製造販売をしております。71歳と69歳のじいさん&ばあさんには、このやり方がベストかもしれません‥

ただ、私の好奇心と野次馬根性だけはまだまだ旺盛なのか?15年前に開発を一旦中止ていた『幻の繭パフ』の製造方法を記していたノートを引っ張り出して、先週から実験をしております‥毎日、失敗の連続でしたが、これが昔取った杵柄なのか、失敗すればするほどやる気が出てまいりりまして、昨日、思ったような繭パフが出来上がりました‥これがもしかすると、、究極の『繭珠まゆだま』になるかもしれません‥ただ、体力がね‥で、さっきテレビを見ていたら、30円コロッケをつくっている78歳と81歳の元気いっぱい肉屋さんのご夫妻を見て、大いに元気をもらいました(感謝、感謝)‥果たして、こんな繭パフが売れるかな??