昔から社会科資料集が好きだった。


お気に入りの国宝のカラー写真を見ては


ひたすら、


うっとりしたり、


先生の授業をされる声をBGMに


ひとりの世界にハマって


至福のひとときだった。


印象に残っているお話が


日光菩薩と月光菩薩で


リボンのデザインが違う、


という先生の説明。


仏像に興味を持つきっかけになったことは確か。


資料集の中でも特に印象に残っていた


六波羅蜜寺の空也像、



正倉院の瑠璃の盃、



実物を見に足を運んで


感激した。


空也像を初めてお寺に見に行ったとき、

初めてのご対面で完全に

ノックアウトされた。


感激して、

気持ちばかりのお供えを納めたら

後日自宅になんと、篤信証が届いた。


この篤信証で、なんと空也像のある宝物館へは生涯フリーパスとのこと。


ありがたすぎて、驚いた。


私が旅に出る理由は


学んだことをこの目で確かめたい、


その一言につきるかもしれない。


単なる観光も好きだけど


テーマのある旅は大好きで


ひとりでもよく出かける。


コロナ禍で制限はかかるけど


本物に会いに行く旅は


様子を見ながら継続していきたいと思う。


今度旅に出るなら奈良の大仏様をこの目で見てみたいと思っている。