こんにちは。
三連休、いかがお過ごしですか?

私はためこんだ仕事のフォローアップもあり、
お休みモードと仕事モードの半分くらいの感じでしょうか。

さて、COP15の後、気候変動問題については
ちょっとトーンダウンという感じになってしまいましたが、
それは人間の社会の中でトーンダウンしているだけで
温暖化の進行が停滞したというわけではありません。

また環境ビジネスについても
新年早々、トップランナー企業が
環境対策を急ぐ方針を打ち出すなど、
厳しい経営環境に対応するための進化や変化を
温暖化への対応にビジネスチャンスを
求める動きが加速しています。

前置きが長くなりました
年明けに、日本の温暖化問題のエクスパートである
東京大学の山本良一教授にお会いする機会がありました。

「1秒の世界」や「温暖化地獄」など
気候変動にまつわる著書も多い山本先生ですが
このたび東本願寺が出版した新刊本
「人間といういのちの相(すがた)Ⅱ」
をいただきました。

この本の中の第三話、
「いのちの場が奪われていく 深刻化する地球温暖化」で
山本先生のインタビュー記事が掲載されています。

弱者を追いつめる地球温暖化問題についてなど、
なぜこの問題を今真剣に対応していかなければならないかが
わかります。

この本は、東本願寺が出版しているだけに
さまざまな視点から、人間のいのちの意義を問いかけています。
障害を持った子供をもち葛藤し、苦脳の末、
生きることの意味を再確認した版画家、
また薬物依存症から立ち直り、
現在は他の薬物依存症の人達の更生のために
活動する女性のインタビュー記事など
いのちの原点を考えさせられる本です。

ぜひご一読を