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ショートストーリー

僕と君の物語

その4








《🌳🌱森の奥へ🌿🌲》



どんどん、奥へ奥へと🌳🌲

進んで行くと

今度は、イノシシさんの

親子連れに出会ったんだ。


イノシシさん🐗いのししいのししいのしし

三匹の子供を

連れていたんだ。


僕達を怖い目で睨みながら


この子達をいじめたりしたら

私が黙っちゃいないよ。

わかってるんだろうね‼︎‼︎


僕は慌てて……


違うよ‼︎ 違うよ‼︎

僕達何もしないよ。

大丈夫だよ。


子供達をよく見ると

みんな泥だらけで、

あちら、こちら

傷だらけだった。


そして、今にも

泣きそうな顔して

下を向いているんだ。

いのしし💦いのしし💦いのしし💦


どうしたの?

怪我してるんだね。

痛くない?

大丈夫?


僕はポケットに

入っていた絆創膏を

子供達に貼ってあげた。


そしたらね、

イノシシのお母さん🐗は

安心したのか、僕達に色々と

話してくれたんだよ。


子供達は、学校🏫で

いじめられて、元気が

ないんだって事を。

毎日、毎日、悲しい涙💧を

流してる事を。

今は、学校🏫にも

行ってないんだって……


いじめる子が絶対、

悪いのに、


どうして? 


いじめられてる子供達が

学校🏫にも行けなくなって

悲しい思いをしなくちゃ

いけないの???

なんか変だよ⁈


僕が言うと…


イノシシのお母さん🐗は、


ちゃんとした、大人が

少ないから、ちゃんとした

子供達も少なくなって

くるんだよ。

悪い事したら、

ちゃんと叱ってあげる

大人が必要なのにね。🐗💦


悲しそうにそう言ったんだ。

そして、僕らに…


あなた達も良い事、悪い事が

わかるちゃんとした

大人になってね。


って言ったんだよ。


僕達は、とっても悲しい

気分でイノシシの親子

🐗いのししいのししいのししに さよなら して

その場を後にしたんだ。


ねぇ〜君。

イノシシのお母さん🐗💦

泣いてたね。

子供達も泣いてたし

凄く悲しい涙💧だったね。


君も悲しくなっちゃったの?

なんだか、元気がないよ💦

僕も、そうだけどね💦


僕、思うんだ。

友達が一人いたら

良かったのにって…


学校🏫に誰か一人でも、

助けてくれる友達がいたら…

直接、助けてくれなくても

優しい気持ちの友達がいたら

子供達、きっと学校🏫へ

行ってたんじゃないかなぁ。


友達って大事だよねぇ。

誰もわかってくれなくても

たった一人の友達に

わかってもらえたら

勇気が出るものね。


僕がそう言うと


君は僕を見て大きく

うなづき、照れ臭そうに

僕の手を握った。

そして、僕を

少し引っ張りながら

しっかり顔を前に向けて

歩き出したんだ。


僕、びっくりしたよ。


君が僕の手を引っ張り

歩き出した事が…


でもね、

なんだか、とっても

嬉しくて、ほんわか

幸せな気持ちに

なったから、僕も

君の手を

しっかり握り返したんだ。


そしたらね

君も僕も今、

同じ気持ちだなぁ〜

って不思議と感じたんだ。


そして、僕達は、

又、しっかりと

前だけを見て

歩き出したんだ!


さっき、悲し過ぎて

君の涙のビンの事

聞くの忘れちゃたよ。


イノシシのお母さん🐗も

子供達いのししいのししいのしし

泣いてたけど

涙は、確かに目から

流れてたよね。


どうして、君は、

涙が目から

流れないのかな?

不思議だよね⁈


そんな事を

話しながら

歩いていると

上の方から、

目の前をサッと

何かが横切った。


僕達は、一瞬

身をかがめ立ち止まった。


僕の、脳裏に

警戒警報が鳴り響いた。

緊張で、身体が動かない。

誰だ⁈

何が現れたんだ⁈


つづく



最後まで読んで頂き
ありがとうごさいます。


まだまだ、続くよ。

何が現れたんだろうね〜⁉️

なんだか、ちよぴり怖い予感…

これからも二人の

旅を見守ってね〜*\(^o^)/*