夏休みの旅 養蚕ボランティア | 水上繭子*表千家茶道・大人になったら始めたい いのち目覚める暮らし教室・植物療法ジェモセラピスト

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夏休みの旅はまだまだ続きます。

 


お盆やすみには、長野県松本市の古民家るりこう庵で養蚕のお手伝いをしてきました。

 

2000頭のお蚕さんをボランティアがリレーで育てていきます。


私たちは、2令のお蚕の糞の掃除と桑の葉やり、天敵(ハエや蜘蛛や蟻などの虫)から守ること。

 

夜、松本駅に到着し、ノブさんのお迎えで山を登ってるりこう庵に到着すると、その日は新月で真っ暗でした。


空には星が沢山輝き、何十年ぶりかの天の川を見る事ができました。


天の川・・・綺麗でした。



 

翌朝、目が覚めると早速、朝食の支度をします。


ボランティアは長期滞在のノブさんと短期の私たたち。


それぞれに分担して食事の支度をし、洗濯などは各自でします。

 

朝食を食べると、いよいよお仕事です。


作業の手順を教えてもらいます。


 

①桑の葉を刈る


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②桑の葉を取る


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蚕棚の網を別の紙の上に移動

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残った蚕を残さず移す

 

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⑤網をかけて新しい桑の葉で覆う


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古い紙の上の糞と食べた後の桑の葉はコンポストへ入れて、蚕棚へ戻す

 

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お蚕棚のある部屋で、ノブさんは寝ています。


夜な夜な虫が来たりしないように、時々見守りながら一緒に寝るのだそうです。


小さな幼虫たちが、死んでしまわないように緊張しているからか、お蚕たちが危機に直面している夢を見るのだと話してくれました。



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私の名前は「まゆこ」です。


子どもの頃からお蚕さんや繭は、私自身とどこか関わりのあるものとしていつも意識にありました。


茶道をしていると、着物や袱紗、茶入を入れるお仕覆など、絹糸なしには語れません。


日本の歴史の中にはずっとお蚕さんが暮らしのそばにありましたよね。

 


ここ松本にも、かつて多くの養蚕農家があったそうです。


主に農業が中心で、後に現金収入のための家内産業として養蚕が栄えます。


そして近年、サービス産業が増えるとともに多くの人が村を出て働くようになり、養蚕は途絶えてしまったそうです。


このお宅は、最後まで養蚕をされていた農家さんの古民家です。


 

今回のお蚕さんは2000頭。


着物一反にするには4000頭のお蚕さんが必要だそうです。


ここで作られた繭や生糸は、神事にお供えされるとのことです。

 


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これは↑、繭をそのまま広げた真綿。


真綿って、綿ではなく、絹なのです。


そういえば、子どもの頃、軽くて暖かいお気に入りの半纏がありました。


それは、祖母が古い着物を解いて真綿を入れたもので、本当に軽くて暖かかった。


古くなってしまって、新しいものをお店で探しても、どれも綿が入っているもので、あの軽さとあたたかさのものはありませんでした。

 

昔は自然のものを工夫して暖をとり、大事に大事に何代もわたって使えるように工夫されてきたのですね。


もちろん、自然の中での労働の厳しさや庶民の貧しさはあったと思いますが、便利な現代よりもずっと豊かなものを使っている一面もあったりするのです。


いま日本では、輸入の絹糸が主流ですが、養蚕の文化や知恵をこうして伝え残していくことには、後世に「逞しい生命力のようなもの」をバトンにして手渡すような意味があるかもしれません。



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大人のための
いのち目覚める暮らし
【アーユルヴェーダ料理教室】


9月19日(水)10時30分〜14時00分

『夏のイタリアン』


9月26日(水)10時30分〜14時00分

『辛くないインド料理』



【植物療法ジェモセラピー1日講座】


9月20日木曜日

13時00分〜15時30分

若返りのためのジェモセラピーを学びます

(市ヶ谷セブンアカデミー)



【表千家茶道教室】

月曜日 11時〜21時
土曜日 10時30分〜14時


【ビジネス茶道】
9月12日(水)1830〜2030
日本橋 コレド室町3


【ジェモセラピーとお花の植物時間】
「茶花の寄せ植え」
9月28日(金)13時00分〜15時00分
9月29日(金)13時00分〜15時00分



 

 



 

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