微生物 愛を育む 濃茶と畳 | 水上繭子*表千家茶道・大人になったら始めたい いのち目覚める暮らし教室・植物療法ジェモセラピスト
この家に越してきてもうすぐ10年になるが、初めて畳を変えた。


私がいつもお世話になっている大地宅配で契約している、熊本の無農薬い草を扱う畳屋さんにお願いした。

縁の色を「濃紺」で指定したが、なんだかぼんやりした色で、残念だった。

でも、来年はそんな年なのだと思うことにした。


 

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さて、畳。

どんなふうにできているか知っていますか?

私は畳屋さんに口頭で説明を受けただけだけれど、それでも知らないことばかりだった。

農家さんでい草を育てて、刈り取る。

刈り取ったい草を特殊な泥に浸して、乾燥させる。

そして、そのい草を畳職人が編んで縫い上げていく。

 

値段の違いは、い草の育て方とい草の長さによるようだ。

無農薬などで育てるい草は、お米や野菜と同じで手間がかかり、高価になる。

また、長くそろったい草を使った畳は、1畳の幅のどこも同じ色で同じ密度に編みあがる。

けれど、不揃いない草を使うと、端の方が色が変わったり、ムラになったりするのだとか。

 

今、講座を受けて下っている生徒さんが岩手の畳職人の御嬢さん。

いつか、熊本の農家さんにも行ってみたいと思った。

 


その畳屋さんがお茶室に新しい畳を入れてくれて、お手入れ方法を教えてくれた。


「泥が白い粉になって残っていますから、軽く掃除機をかけてください。

そして、からぶきしてください。

気持ち悪いようだったら、堅く絞った濡れ雑巾で拭いてもよいのですが、この泥の微生物がい草を病気から守ってくれるので、ふき取り過ぎない方がいいんですよ。」

 

お!また、微生物だ。


そうなのか。


先日、ナオコさんから麻の皮を分けていただいた時も、生の麻の皮を発酵させる時につく微生物が、私たちを病気や邪気から守ってくれるのだと熱く語ってくれた。

神社では、この麻を育てて、お飾りなどにして神事にお供えしている。


 

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私たちがこれから健康に平和に命を繋いでいくために必要なのは、「微生物力」なのだ。

 


たとえば、年頃の娘は、ある時父親を「くさい」と言って嫌がり、母親は思春期の息子を「くさい」と感じる。


これは、近親相姦を防ごうとするホルモンの作用で、生殖機能が育つと、異性の親子がその関係を自然と避けるようにできている。

近親相姦を避けるのは、倫理的な問題ではなく、近い遺伝子同志の子孫が弱いことを体が知っているから。


喧嘩ばかりしているのに子だくさんな夫婦(誰の事?笑)がいるのは、そういうことだ。

自分とはできるだけ離れた遺伝子を組み合わせる方が、その子は生命力が強くなるのだ。

だから、運動が好きなアウトドアな人が音楽を愛する内向的な人を好んだりする。



臭い臭いという家族も、洗濯物は一緒にして洗うのがよい。

いろんな種類の微生物を持っている人の方が、丈夫で健康なのだ。

免疫力とは、微生物力で、

微生物力とは、愛を育む力なのだ。

 


同じ茶碗で回していただく茶道のお濃茶も同じだ。

同じ釜の飯を食う、のも同じ。

愛を育む。

同じ微生物を持ってしまうと、人は、その人に殺意を感じにくくなってしまうようになっている。

利休は、殺し合うと英雄となるような戦国時代にそんなことを感じていたかもしれない。

 


もっとわかりやすいのは、恋人同志の愛の行為。

キスなどは微生物の交換をしている。

それができなかったり、不快だったりすることは、「この人じゃないよ」と教えてくれていることでもある。

「この人だよ」と教えてくれた時に命が芽生えるようになっている。

同じ微生物を持つと愛着を感じるようになる。


 

西洋で挨拶代りにハグをしたり、キスをしたりするのは、日本に比べて多種多様な民族や宗教の人との交流をする上で、できるだけ近づいて微生物の交換が必要だと感じたのかもしれない。


 

恋愛が苦手だという人や婚活している人は、


消臭剤をやめ、殺菌剤をやめ、誰かと食べ物をシェアし、手を繋ぎ、畳でゴロゴロして、家族の洗濯物に一緒に放り込むのがよいと思う。


ぎすぎすしはじめた夫婦も、子育てで疲れているパパやママも、手が繋げなくても一緒に洗濯するだけでいい。おにぎりを素手で握って出すだけでいい。


微生物力が高い人は、生命力が高い。それは、つまり、異性として魅力的に輝いて見える。

胸が大きい、頬が赤い、髪がつややかで長い女性を男性が好むのは、「生命力」を察知するのだ。

本能的に、強い子孫が残せるとホルモンが感じるからだ。


そして、自分とは違う趣味、考えの人を同じにしようとしたり、避けたりしてはいけない。

違うことが、きっと相性のサインだ。

違う者同士が愛し合う姿は健やかで美しい。

 


微生物の交換が愛を育む。

みんなで微生物富豪になろう。


濃茶・畳・糠床・麻・おにぎり・梅干し・味噌・キス・握手・手を繋ぐ・ハグ・マッサージ・洗濯物・温泉・銭湯・旅・同居・ダブルベッド・母子同室・母乳・土・植物・・・・・


大好きな人と一緒に。




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