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先週、屋久島へ行ってきました。

 

3人で出かけるはずの家族旅行でしたが、急遽、事情が変わってしまい、キャンセルしようか迷いながら、時間とチャンスが惜しい気がして、後続を期待しながら一人で見切り発車しました。

 

家族で起きた事件に心を乱されたまま上陸した屋久島。


車も運転できない私は、広い島内の移動手段がなく、ホテルで電動機つき自転車を借りて散歩に出ました。



 

屋久島は島全体が山のようになっていて、山手線のように島の周囲をぐるりと県道が1本走っているので、ほとんど標識や看板がありません。


島に住む人たちにとっては、必要ないのだと思います。


話相手もなく、一人ぶつぶつ独り言を言いながら、屋久島にいくつもある滝を見にいくことにしました。

 

トロールの滝がこちら。


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龍神の滝がこちら。


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そして、その先に、人気の「千尋の滝」があるというので、もう少し足を延ばして頑張ってみることにしました。


が。


程なくすると、箱根の山を越える時のような急こう配の坂道が、ママチャリの私を容赦なく迎えてくれました。


大型バスや車も、傾きにエンジンをふかすように登っていきいます。


明らかに、これを自転車で登る景色はおかしい。


でも、後戻りもできず、なまじ電動のおかげで苦しいながらも進むことができるので、重くなるペダルを一つ一つ下の押し込むように、20分くらい山を登りつづけました。


展望台の駐車場には、観光バスやレンタカーばかり。


ママチャリなんぞで来ているのは私だけでした。



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ここは、宮崎駿監督の映画「千と千尋の神隠し」の名前の由来にもなっている滝。


「尋」というのは人が手をいっぱいに横に広げた時の幅の単位だそうで、千尋の滝というのは、それはそれは大きな滝だったのでしょう。


幼稚園生が「俺、100個」「じゃあ、俺は千個」「俺、無限」みたいにいう、「とにかくすごいんだ!!」という命名なのかもしれません。


写真は、滝まで少し離れていることや、数日間雨が降っていないということで、少しおとなしい姿のようです。


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ママチャリで恥ずかしかったけれど、来てよかったです。


滝がよく見える場所へ行くまでの小さな小道で。

 

緑の木々が太陽の光をランダムに模様づくる空間に包まれた時、涙がふわっとこみ上げました。



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ああ、私の肉体も、自然の一部だ。


本当は、ずっと私はここに帰りたいと思っているんだ。


今は人間として生まれているので人間社会の中で生きているけど、魂みたいなものが山とか海とかそんなところに住んでいた時代を覚えていて、時々居場所が見つからなくなるような・・・そんなふうに思いました。

 


言葉や思いこみや人間のつくりだした常識や知識が基盤となる人間関係を、緑のシャワーが洗い溶かしてくれるようでした。


思えば、小さい頃から。


本とビスケットを持って、近所の神社の木に登って、不思議の国に行けるかもしれないアリスになって本を読んでみたり、


二階の窓から屋根の上に出て、空や雲をぼんやりずっと見ていたり、


一人で自然の中に入り込む時間を作っていました。


ハイジが山を降りて、夢遊病みたいになってしまったように、私も時々、自然のエネルギーをチャージすることが欠かせないようです。



 

「人間の不寛容さは生存欲求である」そうです。

確かに身に起こるすべてを受け容れていては、生きていけません。


だからこそ、人間社会では「寛容」であることが美徳とされます。


身近な人や大切な人であればあるほど、分かり合えないことに恐怖や苛立ちを感じてしまいがちだけれど、「分かり合えないのだ」ということを分かり合うことでしか、そばにいられないのかもしれません。


そして、ほんのたまに、まれに、ふわっと共感できたり、気持ちが伝わったような瞬間があった時、その時の幸福感が忘れられなくて、また、誰かと一緒にいたいと思うのかな、と思いました。



 

屋久島で感じたこと、島に教えてもらったことは、少しずつ、茶道、アーユルヴェーダ、植物の力、暮らしの歴史などとからめてお話していきたいと思います。

 

アーユルヴェーダ教室や茶道教室でも、そんなお話も交えてお稽古をしています。

よろしければ、お気軽にいらしてください。

 

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