1月のイベントスのワインセミナー、テーマは「シャルドネ品種とソーヴィニヨン品種」でした
この日は、セミナーの後に、マルク・テンペさんのワイン会も控えていたみーたんと私
「セミナーで酔っぱらわないようにしなきゃね」
「でも、テーマが白ワインだし、赤と比べてあまりアルコール度数高くないから大丈夫じゃない?」
と油断してセミナーに向かいました。
ところが・・・、セミナーに行ってみると・・・確かに白ワインだけですが、種類がなんと、9種類
シャルドネ4種、ソーヴィニヨン・ブラン5種・・・という、すごいラインナップでした
嬉しいけど・・・大丈夫かしら・・・
だいぶ時間が経ってしまったので、記憶は完全に怪しいですが、しっかりメモをとっていたので、メモだけを頼りに書いてゆきます
まずは、ソーヴィニヨン・ブラン
ソーヴィニヨン・ブランの特徴は、香りが柑橘系、ハーブ、けむりっぽい、チョークのようだとか
①2008 スパイヴァレー ソーヴィニヨン・ブラン
写真の一番右、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランです
香りは華やかで、キュウイフルーツが入ったようなヨーグルトのニュアンス。
味わいは、酸味があり、ピュアでフルーティーな爽やかな感じでした。
②2007 ヤルデン ソーヴィニヨン・ブラン
写真の左のランプの絵のラベルが印象的な、イスラエルのワイン
ソーヴィニヨン・ブランは緑がかった色が多い中、この子は黄金色でした。
ただ、香りはちょっと閉じた印象。
スモーキーな、「モワっとした」香り、獣臭・・・という、ちょっと独特な香りがしました。
こういった香りは、ソーヴィニヨン・ブランに適した気候より暖かい土地で造られた場合に出てくる香りなのだそう
味わいもモヤっとしていて、口にモヤモヤが残る感じ。
「陰」なイメージのワインでした。
でも、初めはこの「モヤッ」が気になりましたが、お料理と合わせてみると、こちらのワインはかなり美味しくなって、びっくり
一番好きだったかも
③2008 ペタヴェル イブニングスター・ソーヴィニヨン・ブラン
こちらはオーストラリアのワイン
上側の写真の真ん中です。
香りにも、みかんのようなみずみずしいミネラル感がありました。
味わいは、香りの印象と比べて意外に濃く、苦味もありました。
④2009 コノスル ソーヴィニヨン・ブラン ヴァラエタル
写真の一番左の、チリのコノスルのソーヴィニヨン・ブラン
チリも気候は温かめなので、本来ソーヴィニヨン・ブランに適しているとは言えないのだそう。
でも、アメリカと同様のテクニックがあり、よいワインを造っているのだそうです。
青リンゴの香り。
味わいは、際立ったものがなく、落ち着いていて、飲み疲れない、ワインだけでOKな、そんな美味しいワインでした
最初の3つがかなり特徴がありすぎたので、こちらはとても安心感のあるソーヴィニヨン・ブランでしたね
お料理は、ムール貝です~
相性を確かめながらいただきましたが、さっきも書いたけど、②のヤルデンとのマリーアージュが一番好きでしたね
続いて、シャルドネです
写真ではわかりづらいですが、やはり、シャルドネのほうが、ワインの色が濃いですね。
ソーヴィニヨン・ブランは緑がかったうすい黄色ですが、シャルドネは黄金色です
⑤2007 クルビス ソルタン・ブラン
なんと、チュニジアのワイン
ボトルは、ソーヴィニヨン・ブランのヤルデンの写真の右側に写ってた黄色いラベルのものです
チュニジアワインはおそらく初めて飲んだかな。
過去にフランスの植民地だったため、フランス以外で唯一フランスのワインAOC法を適用している国なのだそうです。
このワインは、シャルドネ主体ですが、ほんの少し、アレキサンドリア・マスカットという品種がブレンドされているそうです。
けっこう独特で、カレー粉やクミンのような香り
しかも、時間をおくにつれ、どんどんカレーの香りが強くなっていくんです
(あるピークを過ぎると落ち着きましたが・・・)
なかなか面白いワインでした
⑥2008 ポールクルーバー シャルドネ
次は、南アフリカのシャルドネです
樽香がとてもきいていました。
味わいは、最初はちょっと水っぽく感じ、余韻がないな~と思っていましたが、こちらも時間と共に変化し、コクが出て来て美味しくなりました
⑦2008 アルファゼータ C シャルドネ
イタリア、ヴェネト州のシャルドネです
確か、ヴェネツィアから北に100キロのヴェローナのソアヴェ地区のワイナリーと言われてたような・・・。
ソアヴェと言えばガルガーネガ主体のワインで、シャルドネは通常はブレンドするために栽培しているのだそうです。
こちらは、フランスを意識したテクニカルなワイン造りをしているのだとか。
香りは、フレッシュで、りんごの皮のような香りでした。
味わいは・・・メモがないっ
⑧2006 ヤルデン シャルドネ
ボトルの写真がありませんが、ソーヴィニヨン・ブランでも紹介した、イスラエルのワインです
香りは、今までの中で一番シャルドネっぽかった。
味わいは、とにかく濃厚
コクがありました。
⑨2007 ブルゴーニュ・ブラン ドメーヌ ブノワ・アント
最後は、ブルゴーニュのシャルドネです
こちらは、80%はピュリニーのぶどうを使用しているそうです。
ミネラル感があり、上品で複雑な香り&味わい
やはり、ブルゴーニュだなぁと印象づけられるワインでした。
・・・さて、この日、セミナー終わって友人達とお喋りしていたところ、奇妙な出来事がっ
なんと、この日私がしていたネックレスが、突然分断されたのです
友人と喋っていて、ふと膝を見ると、ネックレスの飾り部分が落ちていて、「あれ
」と思って首に手をまわしたところ、こんなバラバラな状態になっていました・・・
ひどい・・・
しかも、一箇所だけでなく、なぜこんなにバラバラになったのでしょう・・・
特にひっぱったり、触ったりしてないんですよ~
「ネックレスが切れるのは、身代わりになってくれてるって言うよ」と友人から聞いて、何か私を不幸が襲っているのかしら・・・と不安になりました。
・・・というのも、昨年秋からの半年以内で、実はネックレスが切れたのはこれで3度目なんです・・・
今年は厄年なので、新年早々きちんと厄払いしたのですが・・・何か起こるのかと不安です
私はともかく、私のまわりの人に悪いことが、どうか、どうか、起こりませんように・・・
(ちなみに、ぽむには、「お酒飲み過ぎって神様が注意してるんだよ」と、戒められました・・・)
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