父と子の横浜ヨット・釣り日記 -163ページ目

振り替え休日 月曜出港

今日の釣果



父と子の横浜ヨット・釣り日記

クラカケトラギス×3  イワシ×3  ネズミゴチ×1

キープはイワシのみ





・天気    晴れ 最高気温25度 風 南東4-16
潮    満潮8:39133)干潮15:4253(横須賀)
・ポイント  猿島沖(北側)
・仕掛け   天秤仕掛(シロギス針10号、カサゴ針[夜光玉付]11号)
・エサ    ワーム




●今日は息子の運動会の振り替え休日。午後から強風とのことで近場での底釣り。




5:30 出港 風4m。前回ワームで釣って楽しかったという息子の意見にしたがって、今回もワーム釣り。平日の早朝は活きエサの入手ができないので、ちょうどいい。

無理だとはわかりつつも、ポイントまで弓角を流す。



父と子の横浜ヨット・釣り日記
いつも米軍横須賀基地沖にいる海上保安庁の船。自衛隊だと問題があるのだろうか。


6:30 猿島北側沖、緑の航路標識南側5m到着。さっそく流し釣り開始後。いきなりのアタリ。だが針がかりせず。ワームを短くして投入。息子にヒット魚。クラカケトラギスが釣れる。私にもクラカケトラギスが釣れる。その後はアタリをぽつぽつと拾って、クラカケトラギスとイワシを釣る。ワームはいつものアメリカ製に加えて丸キューのものを使ってみる。食いに差なし。


8:00 まったくアタリがなくなり、風がつよくなってきたので移動。セーリング、メイン2ポン。


8:30 八景島の住友造船北側に到着。南風の時の避難場所でもある。八景島の相川ポートから手漕ぎボートが数隻出ている。だが、アタリなし。まったくなし。ほんとになし。いったいどうなってるんだ。去年も、今年もぜんぜんシロギスが釣れない。ここはシロギスポイントとしてかなりの実績があるのに、謎だ。冬の猿島沖の方が釣れる。


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強風でも波なし。めちゃめちゃ釣れるポイントのはずだが・・・
 



9:30 風がさらにつよくなってきたので納竿。息子はここではアタリすらなし。セーリングでトローリング。


10:20 帰港。大した獲物がなかったので、近くの市場で魚を食べる。風はいつの間にか16m。


●まあ、こんな日もあるさ、という一日だった。予報を上回る強風で、早めに帰港してよかった。それにしても八景島どうしたんだ。シロギスよどこへ行った。まあ、これから水温が上がってきたらシロギスよりトローリングだからいいが。





ヨット

・スターボード側の窓に雨漏りあと再確認、かなり小さいが次回バスコークを塗ろう。

・フェンダー摺れ止め「小顔矯正マスク(爆笑)」すこしずれていた。そろそろ交換時期か。

・スタンチューブ確認。止まっている時も少し漏れていたので締める。次回要確認。

・もやい、リギンのビニテ巻き。

○追加

・なし

○必要

・バスコーク

釣り

・小型両軸リールのPE2号巻き替え時期。

・トローリングロッドの柄 3.5

・次回ロッドキーパー設置

○追加

・キス天秤

・ワーム(小)

・シロギス針

・両サイドがスナップになってるスイベル(大)

・スナップスイベル(中)50

○必要

・オモリ(30号)

・ルアーケース(大)
10リットルクーラー

・ポッパー用フック

初 息子との1泊2日トローリング 2日目

今日の釣果




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カサゴ×9

(父・カサゴ×4 息子・カサゴ×5)

小さいのが多かったのでキープは3匹のみ


・天気    曇り 最高気温25度 風 南東0-2m
・大潮    満潮3:45(160) 干潮10:39(19) (横須賀)
・ポイント  猿島沖(北側)
・仕掛け   天秤仕掛(シロギス針10号、カサゴ針[夜光玉付]11号)
・エサ    ワーム




今日は午前中の早い時間に帰らないといけないので、近場での底釣り。



・5:00 出港 風1m。今回はエサを入手できず船に常備のワームで釣ることにする。2日連続のルアー釣りだ。

すぐ近くの磯子周辺でランガン(笑)。どうしたんだ、というくらいアタリなし。まだ水温が低くて魚が浅場にいないのか。防波堤に釣り人が並んでいるから全くいないわけはないだろうが。5か所ほどポイントをかえてから移動。



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だめだこりゃ



・6:30 いつもの猿島北側沖、緑の航路標識南側5m にて流し釣り開始後。いきなりのアタリ、だがワームは食いが浅いのかバラシ。息子もバラシた。ワームを半分くらいに切って探ると、息子にヒット魚 。チビカサゴが釣れる。私も同じように誘ってみるもアタリはあるがなかなか食ってこない。そんなことを繰り返しているうちになんとなくコツをつかむ。ブルブルときてもアワセずに少し待つ、するとさらに食ってくるのでそこでアワセを入れる。

といっても3回に1回くらいしか成功しない。こんな時、海釣り経験のない父親は無力である。息子と一緒に試行錯誤する。

なんとか9匹上げたところでタイムアップ。



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チビカサゴ



・7:30 納竿。昨日ボウズだったせいか、1時間で5匹の釣果に息子はかなり満足の様子。帰.る途中に特技の話になる。息子の特技は右足の小指と薬指の間を広げられることだという。左足は開かない。私もやってみると右足は開いたが左足は全く開かない。これは遺伝なのか。



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もう少し開けるんだがシャッターのタイミングと合わなかった


8:30 帰港。私は片付け、息子は自主的にクリートノットの練習をする。


・11:40 女房と3人で築地へ。ちょうどマグロの解体をやっていて息子は大興奮。メジマグロが釣れた時を想像しているようだ。



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日曜でも観光客相手の店は開いている




●昨日はボウズだったので、今回は安全策を取った。もう少し水温が高ければ猿島付近でトローリングもいい。去年の夏の初トローリングではここでペンペンシイラとイナダが釣れた。

猿島北側沖だが、釣れないといつもここで「ボウズ逃れ」をしている。あまりに芸がない。もう少し守備範囲を広げたいが、ヨットなので水深があるところで停止しての釣りはほぼできない。トローリングは運の要素が大きいから、しばらくここを「押さえポイント」にするしかないのか。今後の課題だ。


この1日と半分、息子と一緒に密度の濃い時間を過ごした。ちょっと前までは赤ん坊だったのに、今は海に出るといっぱしの顔つきになる。釣り師としての自覚が芽生えているのだろうか。船にしても、多少揺れても動じない。1日乗っていても飽きないようである。魚のことばかり考えていて酔うヒマがないのだろう。

ここのところ息子の頭の中はトローリング一色だったが、謎の巨大魚(1mオーバーのブリと決定)との格闘で、さらにのめり込んだようだ。目を輝かせながら、シロカジキがどうのバショウカジキがこうのと言っている。男とはこうやって趣味にハマっていく生き物なのだ。


最後に、今回はケガもなくカジキ釣りの練習ができてよかった。




●ヨット

・スターボード側の窓に雨漏りあと。次回もあったらバスコーク補修。

・ペラ確認。

・オイル確認。ゲージの中間

・給油

・カセットコンロ下のラバー台固定

・カセットヒーター持ち帰り

・交換したフェンダーのフック調子いい。

・フェンダー摺れ止め一部交換。100均の「腰用サポーター」を試しているが寿命3カ月。同じく試験使用の「小顔矯正マスク(爆笑)」は半年以上持っているので全部こちらにするか。

・スロットルケーブル確認。

・スタンチューブ確認。水は出ていないが温度が人肌程度なので調整不要。って整備の人が言ってたから大丈夫だろう。次回、もう一回緩めてみようかな。

○次回持ってくる物

・特になし

○必要

・特になし



●釣り

・発泡スチロールクーラー。安物なのでいきなり破損。前の発泡スチロールクーラーは高級品なので2年ももった。

・小型両軸リールのPE2号巻き替え時期

○追加

・トーローリングロッド、リール

・ポッパー(大) 

・発泡スチロールクーラー(破損)

・シロギス針

○必要

・両サイドがスナップになってるスイベル(大)

・ルアーケース(大)
・10リットルクーラー

・ポッパー用フック

初 息子との1泊2日トローリング 1日目

今日の釣果

父と子の横浜ヨット・釣り日記


ボウズ
(痛恨のバラシ)


・天気    晴れ 最高気温23度 風 南東2-12m
・大潮    満潮16:42(154) 干潮10:05(24) (横須賀)
・ポイント  久里浜沖
・仕掛け   トローリング
・エサ    ルアー

       ピンク[裏ゴールドメッキ]弓角小+ティーザー

       タコベイト(ピンク)

       ジェットヘッド(レインボーカラー)、シイラ用


今回は息子と一緒に初の一泊二日ヨット&釣りとなった。なぜ今までやらなかったかというと心配性の女房の大反対にあっていたからだ。しかし、息子も7歳となり、トローリング熱が高まってきたのでしぶしぶ許可となった。息子は大喜びである。


・5:30 出港 風2m、機走6.3kt。トローリングルアー、カツオを釣った時と同じピンクタコベイトと弓角(小)、いずれもティーザー付きを流す。このスピードで食ってくる魚は今の時期このあたりにはいないが、息子が喜ぶのと、トローリングの練習ということでやるだけやってみる。数日前の大雨の影響でゴミ多し。しょっちゅうゴミを取り除かなくてはならない。



父と子の横浜ヨット・釣り日記

今日も朝日だゴハンがうまい


・7:00 観音崎通過。今回は夏のカジキ釣りの練習ということで、カジキ用トローリングセットを持ってきたが、それにシイラ用ジェットルアーを付けてセンターに流す。夏のカジキチャレンジは仕掛け3セットが基本で、左右が小物で、センターがカジキ用。
ところが、急にスピードダウン。6.3 ktが5 ktに低下、どうやら海藻を巻き込んだらしい。ロープなら潜ってとらなくてはならないが、海藻なのでそのうち取れるだろうとそのまま航行。


・7:30 久里浜沖で、20ポンドラインを巻いたスピニング5000番をつけた中物遠投用ロッドが大きくしなる。弓角を曳いているやつだ。またゴミかと思い、息子が巻いてみるとブルブルひくとのこと。つまりヒット 魚。すぐに船速デッドスロー。息子にファイトさせるもいきなり走られる。息子はドラグを調節しながら魚とやり取りをする。「魚が走ったら、ドラグを緩めて、走りが弱くなったらドラグを締めて巻き取れ。時間をかけてもいいからじっくりやれ」と声をかけ、あとは息子にまかす。(というより大物釣りの経験がほとんどないのでアドバイスできない)。
それから、約15分。息子は汗をかきかき、魚と格闘。最初は横に走っていた魚は寄せるにつれて下に潜るようになる。なんとか浮かせてあと5メートルくらい、もう少しで魚体が見える。と興奮した瞬間。ラインがふっと軽くなり、痛恨のバラシ、ラインを上げて見るとフック外れのようだ。
うちの船の記録更新となる大物だったのになんとも残念。ちなみに最大はこの前あげたカツオ50㎝。それはPE2号の小型両軸リールに小物~中物ロッドで苦労せずにランディング。



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こんな感じでファイト


・11:30 剣崎沖でご飯を食べてセーリング。4~5 ktとイナダ・ワラサトローリングには最適速度だが、あれ以来アタリなし。息子と二人で「逃がした魚は巨大魚」論議をする。潜ったのでブリということにする。(しつこいようだが経験がないので魚種の判別ができない)
風速5メートルと帆走にはちょうどいい。ぼーっとした時間が過ぎてゆく。2人でいろんな話をする。
しばらくうろうろしてからマリーナに向かう。


・14:30 観音崎通過。風が上がってきたのでメインセールをリーフする。このあたりゴミが多くてしょっちゅう仕掛を上げてゴミ取り。天気のいい休日だけあり、走水付近は手漕ぎボートがたくさん出ているが、これから風がさら上がってくるのに大丈夫か、と他人ながら心配してしまう。
こういう時ヨットは心強い。荒天を想定して作られているので丈夫だし、いろいろな安全備品がある。セーリングがだめでもエンジンがあるし、セールが一枚破れても予備がある。一番怖いのは落水だ。
走水の一部は波が悪くなっている。風と潮流がぶつかっているからだろうか。念のためハーネスライン装着。私は臆病だが、息子と乗るようになってさらに臆病になった。この性格のせいか子ども時代より船からも桟橋からも落水したことがない。もっとも一度の落水が命取りになることが多いので慢心は禁物だ。


・16:00 帰港。いつもなら片付けを始める時間だが、今回は泊まりなので物をまとめるだけでいいので楽だ。ペラについた海藻を取る。これで最高速6.7 kt復活。


・17:00 コンビニで買い物をしてシャワーを浴びる。ビール(リキュール類だが)がうまい。息子はアイス。こういう時、設備の整った都市型マリーナはありがたい。もっともこれが家計を大きく圧迫しているのだが。


・18:30 夕食。倹約との女房のお達しなので、家から持ってきたパスタソース缶とパスタ、レトルトハンバーグを茹でて、副食にサンマの蒲焼缶を開ける。息子がサンマ缶を気に入って、ほとんど食べる。私が子どもの頃は魚類の缶詰はシーチキンとサバの味噌煮くらいしかうまいと思わなかったが、飽食で育った息子がこんなものを喜んで食べるのに驚く。


・20:00 就寝。毎晩息子に「ネタ」を話すのが日課となっている。今回は初めてのロング航海(息子にとっては)だったのでマゼランの世界周航の話をする。
「ぼくは冒険が好きなんだけど、なんでだろう?」
と言う息子に本田勝一の『冒険と日本人』を下敷きに「冒険とはなんぞや」と話しているうちに爆睡。明日は(も)早いのだ。



●今回、初めてトローリング仕掛を3セット流してみたがなんとかいけそう。理想は4セットだが、これにはさらなる改造が必要なので今年は三つでやってみる。
カジキ用ロッドが重くてすぐ移動するので固定に苦労した。ホルダーの作成が必要。あと、左右の小物用ロッドについても、横に張り出して固定でき、なおかつすぐに外せるようなホルダーが必要。今後の自作課題だ。プッシュピットのモノ入れは使える。

以下「初 息子との1泊2日トローリング 2日目」に続く