昨日、息子の療育園での面談がありました。

その中で、

「何か心配や気になることはありますか?」

と聞かれたので私は、

「息子は2歳頃までは簡単なやり取りはできていて、簡単な要求は言葉でやりとりできていたのに、2歳半頃から目が合わなくなり、やりとりが全く出来なくなったので色々と調べる中で、息子は折れ線型自閉症ではないかと思った。調べると予後が悪いと出てくるので、今後少しでも息子が成長するのかと、とても心配している。」

と答えました。

施設長の方は

「息子さんは治るものではない。ただ、ここ1ヶ月でもスモールステップではあるが、伸びてきているし何よりも可愛い。この可愛さがあれば今後伸びていくし、言葉は話せるようになるのかはわからないが簡単なやりとりはできるようになるだろう。」

と答えてくれました。

とてもありがたい言葉でしたが、今ダークモードな私は、口には出しませんでしたが、

「治るものではないなんて知っている、でも改善すると思っていないと、日頃の大変な育児なんてやっていられないし、育児を頑張ろうと思う支えになるものがなくなる。治ると思わないとやっていられない。可愛さがあるから大丈夫、なんて意味わからないし何の根拠もない。そして、この人は息子の人生の間の6歳までの間しか関わらないから、こんなにも安易に大丈夫だ、なんて言えるんだ。いくら日頃から障害児に関わっているからといって、経験が長いからといって、障害児の母親の気持ちなんて分からない。」

と心の中で強く思った。

施設長の方は

「なんでも不安などがあったら言ってください。」と言ってくれたが、ダークモード全開の私は

「障害児に関わって、いかにも私、人の役に立ってますと思っている偽善者だ。」

とまで思ってしまった。