全は一、一は全
光と闇
男と女
楽しくて楽しくない
大切で滅茶苦茶にしたい
全ては同じで、裏表。
知っているだろうか。
世界というものには色がついているのだ。
当然だと思う人は、きっと色のない世界を見たことがない。
寂しくて、侘しいモノクロ。
セピアを褪せているというけれど、温かいと思う。
色のない世界を見たから、色のある方が楽しいのがわかる。
だから求める、色のある世界を。
色のない世界は、本当に絶望的で、何もかもが静止画だった。
世界は綺麗なんだ。
アタシとアナタは表裏で、互いに羨ましくて、互いの持っているものが、考えが、生活が、容姿が、性格が、欲しいと思う。
けれどどちらも胸を張って、声を大にして言う。
私は私、私は私が大好き。
表と裏は同じだけれど、違う人間として存在している。
だから君の話は面白いのだ。
まるで自分の話を聞いているようで、全く違う哲学で。
両極ではなく、背中合わせ。
アタシにはアナタが羨ましい。
アタシは社会に縛られていて、アナタは翼があるんじゃないかというくらい、自由に見える。
アタシは恋愛にしか色を見つけられなくて、アナタは趣味に色を見つける。
アタシはキチガイを繕って、アナタは繕わない。
アタシは小さいのに男らしく在りたくて、アナタはカッコイイのに誰よりも乙女。
愛したくて愛して、その先から嫌われたい、好かれたい。
だからこんなにも、居心地が良いのだ。
こんなに羨ましいのに、自分が大好きだなんて。
お互いを確認することで、相手を認めて、自分が好きだと満足するのだ。
少なくともアタシの方は。
アナタの持つ全てはアナタの宝物で、アタシの持つ全ては誰にも誇れる。
思想と経験と哲学と未来。
また語っていきましょうや。
