夫の育児ノイローゼがMAXになった続きです。





絶賛育児ノイローゼの夫。


先日の記事の翌朝、

リビングに降りてきた夫の顔は、

何だかやつれて見えました。


ほんまにヤバいかも。


そしてこの日も朝から離乳食を食べなくて…昇天


ヨーグルトに小松菜バナナは食べたよ不満


午前中はお出かけしたのですが、

帰ってきて三回食の練習をする事に。


そうめんで、ぼええええーーオエーオエーオエーとされてから、製造ラインにそばが入ってるうどんを購入し挑戦してるのですが、何故か全力拒否大泣き大泣き


この時も、夫が出汁も使ってふやふやにしてくれたのをさらに細かくしたのに、全力で拒否大泣き大泣き


工夫した離乳食を拒否されてまた、機嫌が悪くなる夫。


「悪いとこばっかりじゃなくて、いいとこも見てあげようよ」


そう私が言ったけど、


「いいとこってどこ?(´・∀・`)」

(そんなんあるか?って感じで)


会社の先輩や友人が、ご飯だけしか食べなかったり牛乳寒天しか食べなかった話とかもしたけど、聞く耳持たず。


こっちもいっぱいいっぱいだったので、もういよいよフォローも限界、色々我慢してきたけど限界。


ノイローゼの人には優しくしてあげないといけないって頭の片隅には分かってたのに、もう無理だった。


もっと大きくなったり、大人と同じ味付けしたり、歯が生えたらちゃんと食べれるようになるよ、って話しても、

「そうかなぁ。無理ちゃう」

とか全部否定。


成長スピードには個人差があるって話も聞き入れない。

9ヶ月に入ったら離乳食中期を卒業するのが普通って思って、角切りを食べれない息子にダメ認定。発達遅くてヤバい認定。


話の最後にいちいち、

「ま、息子くんはそんなんは無理かもしれんけど」

とか言うのにも、もう耐えれなくて、


ついカッとなってしまった。


「9ヶ月から後期に入らないといけないって言う夫くんの基準じゃ、もう無理!ダメやわ!

ヨーグルトに混ぜたら食べるけど、角切りしたものを単品で食べないといけないって言うんなら、もう絶対無理!冷凍保存してある人参りんごも無理やし全部捨てて!!」


人参りんごを全部捨てると先に言い出したのは夫だった。ヨーグルトに混ぜたら食べるよ、って何度も言ってるのに、何故か食べない事になってる。


いつも私が、

「今日は〇〇食べたよー」

って報告しても、何回もそれは食べるよって話しても、全然覚えてない。

成果になってない。


毎回私が一生懸命離乳食あげてるのに、全然覚えてなくて、何回言っても覚えてなくて、私の努力が無かった事になってて、すごくすごく虚しかった。



しばらく沈黙が続き、恐らく結婚してから1番の最悪な雰囲気だったのですが、お昼ご飯もまだだったので、「ご飯食べよ」と口火を切ったのは私。


お昼を食べながら夫と話した事は、

もう初期状態に一回戻そう、ただ、もぐもぐ出来てるか豆腐で一緒に確認しよう、と言う事。




そして夕方の離乳食。


再び夫が一生懸命調理。


お粥にちょっと味噌味つけて、人参りんごは裏漉しして、カボチャとサツマイモを混ぜて裏漉しして、あとお豆腐。


今回はもぐもぐ確認もあって、夫も一緒にテーブルにつき、見守る事に。


緊張の一口目。


お粥を…。


あっ‼︎‼︎食べた食べた‼︎

食べてるよ‼︎

ちゃんと自分から口を開けて、しかも大きく開けて食べてるよ‼︎


3匙くらい進めて、夫に「食べてるね‼︎」

と言いながら、

カボチャサツマイモ、人参りんごも食べさせたら、ちゃんと食べた。

大きく口を開けてつぎつぎと。


そしてモグモグ確認の豆腐にとりかかる。


ん?ちゃんとモグモグ出来てると思うけど…。

もう一回お豆腐を食べさせてみる。

向かいに座ってる夫からの反応なし。


「ねぇ、モグモグ出来てると思わへん?」

と夫の方を振り返ると…



顔をくしゃっとさせながら、

ティッシュで鼻水拭いてる。


花粉症で鼻水かな、って思ったけど、

気のせいか顔が赤らんでる。

細い目に涙が溜まっているように見えるのは、

これまた気のせいかな。


そう思いながら見つめたけど、なんにも反応がないので、

「どうしたの?」

と聞いた途端、


夫が「うっ…うぅっ…」と言いながら

ティッシュで目頭を押さえ始めた。


そして、ううーーーっ、と咽び泣く夫。


涙とは無縁のようなクールな夫が、

声を出して泣いている姿を初めて見た。


それを見た途端、

こちらも突然涙がボロボロと溢れ、

無意識に夫のところへ駆け寄って一緒に泣いてた。


「ごめんね、ごめんね。辛かったね。」


そう言いながら夫の背中をさすってた。


ちゃんとは見てなかったけど、

離乳食をあげてた母親が突然泣き出して席を立ち、父親と一緒に泣いてるのをポカーンと息子は見てたように思う。



「いいから続けて」と震える声で夫に言われ、

離乳食を再開。


息子はまた順調に食べてたけど、

これまたいつも通り、結局途中で嫌になってしまって、離乳食は終了。


完食しなかった事に夫はまたちょっぴり不満そうだったけど、でも

「大きな口を開けて食べてくれて安心した」

と言ってた。



完食はしなかったけど、大きな口を開けて進んで食べてくれた事、モグモグも一応できてた事、そして泣いて少しスッキリしたようで、夫はちょっぴり持ち直した様に見えた。





涙とは縁遠そうな夫が、声をあげて泣くなんて、

よほど追い詰められてたんやな、と反省。


寝る前に、優しくしてあげられなくてごめんね、と謝った。


翌日、お勉強も兼ねてベビーフードを買いに行こうねと話し合い、眠りについたのでした。