こんにちは。

今日も暑い!

マヤ暦は「ジャガー・4」ですチョキ

 

私のマヤ暦占い☆個人レッスンを受講されている方や、メールなどからも「マヤ暦って色々あるんですね。自分では判断できなかったので先生に伺ってみようと思いました」などと時々に問い合わせがあります。

 

以前にも書いたかもしれませんが、またここで少し説明したいと思います。

 

まず最初に「古代マヤ暦」はもともと「占い用」に作られているわけではなく、古代マヤ先住民がつかっていた基本の「暦」です。

つまり日本の「和暦」のように「西暦」をつかっていない。わけです。

マヤ暦は、天文観測に基づいて導き出されている惑星周期や儀式暦、農耕暦や神話などが巧妙に組み合わさって、体系として確立している「暦」です。

 

しかし先住民は暦に精霊と世界観をみていたので、日を担ぐ守護者として「ナーカル」という名前をつけています。

それが暦占いに使われているわけです。



近代になってグアテマラ周辺で古代遺跡やモニュメント、ピラミッドや石碑などが発掘されたことにより、とてもしっかりした暦の体系や天文学的知識が描かれていたことがわかり、そこから解読が始まりました。なのでマヤ暦自体を理解できるようになってからまだ何百年も経っていないと思います。



マヤ暦の原型はコーデックスや遺跡に描かれていた「絵文字」です。

 

古代マヤの暦体系と世界観を研究分析して「占術」として独自のメソッドを構築している専門家がいます。

 

〇ホセ・アグエイアス氏 「太陽の紋章」「銀河の音」 (キン、ウェブスペル、ドリームスペル、13の月の暦などの用語)

〇カルロス・バリオス氏 「チョルキフ・ヴフ」 (シグノなどの用語)

〇ブルース・スコフィールド氏 「マヤン・アストロロジー」(マヤと占星術、特に金星との関係を重視した占い)

〇アリエル・スペルスベリー氏 「マヤン・オラクル」(マヤサインのオラクルカード化、数秘、光のレンズなどの用語)

〇ケネス・ジョンソン氏 「ジャガーの智恵」(マヤ生命樹占いなど)

〇弓玉 「マヤ曼荼羅生命樹占い」

 

他にもあると思いますが、どれも基本の暦は「古代マヤツォルキン暦」であるはずです。

他にマヤの暦体系はないですから。

 

この「ツォルキン暦」を基本として、呼び名が変わったり、体系に肉付けをしたり加工したりしてマヤ暦占いを確立させているわけですね。

 

なので、どれが正しいとか間違っているではないと思います。説明の言葉だったり解釈するために使う周期などが違うということだと思います。

 

たとえば、
ホゼさんのマヤ暦では「KIN(キン)・太陽の紋章」という言葉を使っているようですが、私は先住民族が呼ぶのと同じように「デイ・サイン」と呼んでいます。
顕在意識を表す「銀河の音」という13の数を、私は「マヤ暦の数秘」として認識しています。

また私もよくわからなかった「WS(ウェブスペル)」という概念ですが、こちらは「トレセーナ周期」を表しているようです。

トレセーナ周期とは13日間で1サイクルという周期暦で、その13日間にはちゃんと「守護神」がおります。

そのように、言葉の違いや組み合わせの体系化によって分離した解釈などはあるかもしれませんが、どちらを使って人間の人生を解き明かすのも、その人の引き寄せによる運命だとおもいます。

 

それぞれの方の文献や書籍を原書原文で読んでみましたが、私には写本が一番役に立ちました。

 

そして今でもマヤ先住民族の末裔といわれる「キチェー族」がつかっている伝統的なマヤ暦と占いを私は大事にしようと思って、元型のままマヤ暦占いとしてつかっています。

(私のマヤ暦曼荼羅占いは、純粋なマヤ暦とはわけて使っています)

 

ホセさんのウェブスペルなどは、キチェー族はつかいません。

おそらくマヤ占星術も知らないと思います。

 

色々ありますが、あなたにあった「マヤ暦占いメソッド」を見つけて自分らしい方法で使うツールにしていくグリーンハーツ

それでいいのだと思いますグッ

 

 

それにしても、このチチェン・イッツァにある「カスティーヨ」ピラミッドが、「暦」なのですから、古代マヤ先住民族って、すごいですよね〜

 

 

 

Have a nice day!