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大阪府枚方市にアーユルヴェーダサロンを
オープン予定のReikoです。
アーユルヴェーダのトリートメントを受けるというと、あ~おでこにオイル垂らすやつね!と
いう解釈が一般的だと思いますが、前回もお話ししたように、もともとアーユルヴェーダは立派な医学。
では一体、現地ではどのような治療なのか?
日本で、その恩恵を受けるためにはどうすればよいのか?
そのあたりを今日は考えてみたいと思います!
前回出てきた、ドーシャとグナ。
各々、体の3つのエネルギーと心の3つのエネルギーのことでした。
この、体のエネルギーの本来のバランスや心のエネルギーのバランスが乱れると、心身ともに不調が現れます。
それに対するアーユルヴェーダの治療は、大きく分けて二つ。
ひとつは、食事・運動・睡眠・呼吸法・瞑想など日々のライフスタイルによって、本来の体質や心の性質のバランスを整える鎮静療法です。
これらのバランスが取れると、病気や老化を予防し、体力や免疫力を高めるだけでなく、記憶力や知性を高め、幸福をもたらすといわれます。
そしてもうひとつが浄化療法です。
この浄化法は、身体だけでなく、精神の毒素をも浄化し、本来の状態を取り戻すもの。
代表的な浄化法を、パンチャカルマといいますが、その前処置にあたるものがいくつかあります。
前処置の目的は、ひとの身体を1本のパイプ管に例えると、パイプ管の内側に溜まり、固まってしまったドロドロの毒素や老廃物を、オイルを使って引きはがすこと。
さらに発汗させることで、引きはがした毒素を出しやすくします。
この前処置にはいろいろな種類があり、各々に高い浄化力があります。
その種類には、
スネハナ(油剤法)といわれる、オイルを体に染み込ませることで、油に溶けやすい体内のアーマ(未消化物)を軟らかくし、排出しやすくする、
アビヤンガ
シロダーラー
フットマッサージ
などや、
スウェーダナ(発汗法)といわれる、体を温め発汗させることでアーマの排出を促したりするものなどがあります。
これらを経て、中心処置、後処置となりますが、基本的に中心処置はインドやスリランカなどで受けられる治療です。
当サロンでは、
鎮静法ではカウンセリングを通したアプローチ
浄化法では前処置のいくつか(アビヤンガ、シローダーラー、発汗法)を取り入れたアプローチ
を行っていきます。
まずは体や心に溜まった毒素や老廃物を取り除く。
その上で、
自分にとって必要なものを選択できること、
実際にそれを取り入れられるようになること。
それがすべての基本であり、
Ayurveda salon mayaが目指すところです。



