八丈島のサーフポイント紹介 | 南の島のMinority

南の島のMinority

八丈島で暮らすJPSA公認ロングボードプロサーファー森本麻夜のBLOGです。

八丈島の特徴

 八丈島でコンスタントにサーフ可能なポイントは、島の南東に位置する末吉地区洞輪沢(ぼらわざわ)漁港の奥にある汐間(しおま)海岸のKaiser(カイザー)、Santos(サントス)、Tacos(タコス)です。

 溶岩が形成するハイクオリティーな波が特徴で、近海を流れる黒潮の影響で水温は年間を通して高め。海水の透明度も高く、海が穏やかな日はカメが間近に浮いています。シーズンには、沖合でザトウクジラが潮を吹いていたり、イルカとSurfすることも…

 

 駐車場

 一番奥に10台程度止められる場所があります。駐車場が埋まっている場合は、道路脇に縦列駐車してください。なお、一番奥はUターン場所なので、駐車は厳禁です。また、休憩場所付近は仕事の合間に来るローカルが駐車しますので、配慮していただけると助かります。

 

 

Kaiser(カイザー)駐車場正面:ライト・レフト

 4 Feet 位まではコンパクトブレイクですが、4 Feet Overになると、カイザーからサントスまで、レフトのロングウォールが現れます 。

※ローカルオンリー。

 

Santos(サントス)駐車場正面の右側インサイド:レフト

 レフトオンリー。カイザーよりも1〜2サイズ小さめ。インサイドは、シャローリーフですので、エントリーは10分ほど歩いた玉石からがおすすめです。サイズが上がらないとインサイドブレイクになるため危険です。

 

Tacos(タコス):ライト

 4 Feet 位まではファンウェーブ。駐車場から遠いですが、ローカルも比較的少ないのでおすすめです。奥に行くと小岩戸ヶ鼻(南方向)へ向かう強いカレントが発生することがあり、帰れなくなる事がありますので注意が必要です。

 エントリーポイントまで磯場を10分〜15分。パドルアウト10〜15分。ポイントの奥にある小岩戸ヶ鼻に抱えられていますので、南風を比較的交わしますが、インサイドは、シャローリーフです。

↑エントリーポイントまでの道中 

↑エントリーポイント

 

ご注意ください!

 カイザーがクローズアウト気味になると、サントスやタコスが本領を発揮します。板がポキポキ折れるパワーブレイクになり、強いカレントが発生します。板を流してしまい、「死ぬかと思いました〜(泣)」と、血だらけになって上がってくる方を毎年お見かけしますので、自分の力量をわきまえ、決して無理はしないでください。
 

 八丈島は基本的に溶岩のシャローリーフです。ロータイドでは、十数メートルに渡り岩が顔を出します。ライン上に岩が出ている時もあります。また、ハイタイドでは防波堤や崖に波が打ち付けます。エントリーだけでなく、イクジットにも注意が必要ですので、リーフポイントの経験が無い方や自分でボードコントロールできない初級者にはおすすめできません。

 また、岩にはフジツボ、岩陰にはウニが生息していますので、リーフポイントになれてない方はリーフブーツの使用をおすすめします。

 

ルールとマナー

 リーフのポイントブレイクでは、順番にセット待ちをしています。その場所独自の暗黙のルールやリズムがあり、そのリズムを知らない方にはなかなか順番が回ってきません。

 ピークからパドルしているサーファーがいるのにショルダーで相手を見ながらパドルしたりするのは非常に不愉快で余計に波に乗せてもらえない原因の一つです。

 セットに乗る自信が無かったり、混雑を避けてインサイドでウェイティングする場合は、ピークから乗ってくるサーファーのライン上で待たないように注意しましょう。ライン上にいるのは非常に危険かつ迷惑です。インサイドで待つにもコツが必要です。よくわからない場合は、上級者やローカルにアドバイスを求めましょう。

 

 ゲッティングアウトは、乗ってくるサーファーのライン上に入らないようにインサイドから回り込んでゲッティングアウトしましょう。途中でワイプアウトしてしまったからといって、そのままピークに向かうと、乗ってくるライダーの邪魔になり危険かつ迷惑です。よくわからない場合は、上級者やローカルにアドバイスを求めましょう。

※これは世界共通ルールです。

 

お願い

 駐車場正面のローカルポイント(カイザー)でのサーフィンは、できるだけご遠慮ください。

 カイザーは、仕事の合間に来る時間の無いローカルが中心にサーフしますので、比較的空いているタコスをおすすめします。遠いので岸から見て腰くらいに見えても、実際は腹〜位はあります。

 

 団体でのエントリーは控えるようにお願いします。ローカルの人数も少ないので、どのポイントも比較的空いていますが、リーフブレイクのためピークが限られてしまいます。八丈島では「10人:混雑 20人:激混み」と、いった感覚ですので、混雑している時間帯を避けたり、ピークをずらす等の配慮をお願いします。

 

ロングボーダーへのお願い

 八丈島のローカルにロングボーダーはいません。

 

 駐車場正面のカイザーはショートボードとボディーボードオンリーです。私もカイザーにはロングボードでは入りません。エントリーとイクジット程度ですので、ご協力お願いいたします。

 

 サイズのない日はロングボードでも十分楽しめますが、肩〜になると、ロングボーダー目線では、最初からそこそこホレます。ロングフェイスをメローにクルーズ…という波は残念ですがあまりありませんので、ホレル波に自信の無い方にはおすすめできません。

 ショートボードやボディーボードよりアウトからテイクオフするロングボードのパーリングやワイプアウトは、インサイドにいる人にとって一瞬で凶器と化します。混雑していたり、自信が無い場合は、エントリーを控える事をおすすめします。

 また、八丈島はショートボードやボディーボードが最優先ですので、十分配慮してサーフしてください。

 

補足:温泉

 サーフポイントに隣接する洞輪沢漁港には温泉があります。また、10分ほど車で走ると、水着着用の混浴温泉があります。どちらも無料で入れますが、住民が日常的に使用している温泉ですので、脱衣所を濡らさないように十分配慮してください。ウェットスーツや水着での脱衣所への入室は厳禁です。また、水はそのまま海に流れますので、石けんやシャンプーの使用も厳禁です。

 ※洞輪沢温泉を利用する場合は、外でウェット・水着を脱いで身体を拭いてから脱衣所に入るようにしてください。