そんな◯◯写真の話を
Sは撮った人や写った故人のお名前は伏せて
ある知人Hに話すことになった。
すると・・・
H「ということは、その人は成仏していない?」
S「成仏って何?」
H「えっ、えっと・・・天国に行くということ?」
「じゃあ、その天国とやらは何処にあるの?」
と話を広げたかったでしょう、
しかしこれ以上、素人さんに突っ込んではいけないと
Sはそこで話をうやむやにした。
そう、この知人は私やSのことを知ってはいるが
我らがどんなことを生業としているか一切知らない。
普段は普通の一般人(には見えないそうだが)を装っているので
その話を聞いて
「そっか~普通一般の方は死後の世界について
あまり考えもしないし、それくらいの知識しか持ってないんだね。
成仏、天国の定義も曖昧だし・・・
そして知らないからこそ後で困ることになるんだね、皆さん(霊のこと)。で、私のような”あの世”の言語がわかる人を訪ねてこられると。
私のような人が”死後の世界”について、そしてそれを踏まえた上での”どう生きるべきか”を普通の方にわかりやすく、抵抗少なく伝えるのが私の仕事だね」
と、この時はまだ
”あの世””死後の世界””死後の階層(界)””家系の情報””霊”・・・
に関わることを
MVの中の”仕事”の一つ、くらいに捉えていた。
次の日、
それが『天命』であると気づかされるのであった。
つづく