海況

波高1m 気温17℃ 小潮 風速3m 水深10~47m

釣り座 右舷ミヨシ(総勢16名)


釣果3枚 (頭17枚)


ロッド 極鋭カワハギ・レッドチューン 極鋭カワハギ・レッドチューン・レンジ

リール エアド・レッドチューン100R×2

ライン ハイパーメガセンサー1号  リーダー シーガー・グランドマックスFX5号

仕掛け 幹糸4号・捨て糸3号 スピードサルカン×3

フック ダイワ ワイドフック4、5号 (ハリス3、5号・6cm) ワイドフック2、5号(ハリス2号・7cm)

オモリ 25&30号 エサ 冷凍アサリ

添加剤 マルキューカワハギ職人  ダイワアミノソルト


考察

本日もカワハギ釣りへ、1番乗りで宿へ到着も座席の札が左舷トモから3枚返っていた。

取り敢えずいつもの右舷ミヨシをキープ、一安心。


まだ3時にもなっていないので先週に引き続き車中でビール、だけでは飽き足らず、

缶チューハイまでやってしまった。 これがまずかった・・


ひと眠りの前に用を足そうと船着き場のスロープを降りて行き、

乾いた地面から濡れた地面へ足を踏み出した瞬間、大転倒。

見事に仰向けにひっくり返り、後頭部を強打。


20年前に草サッカーで自陣ゴール前で空中戦の最中味方と接触してしまい、

背中から地面に叩きつけられて以来、これだけ強烈な打撃は久々だ。


痛いなんてもんじゃなかったが、幸い出血は無く、アタマをさすりながら用を足し、

車へ戻ると、右の親指がヌルっと変な感触。

室内灯を灯し見てみると、指の腹が少し切れて流血している。

バカとしか言いようが無い、自分にあきれ果てた。

今度から飲んでもビール1本だけにしておこうと固く誓った。


船長達がやってくる少し前から雨が降り始め、そのうち本降りに。

嫌な予感がしてきたが、まさかあれほどとは・・


受け付けを済ませ船長や女将たちと談笑していると、一人のアングラー来店。

「ああ!」と、思わず声に出てしまったし、死ぬほど驚いたが、

紛れも無く、あの前人未到のDKO4連覇を成し遂げたKNさんである。


「びっくりしたでしょ?」と、船長。 なんでも先日、THE FISHINGのロケで来られた際に、

話の中で偶然船長の知人の幼馴染だという事が判り、来店を頼んだそうだ。


カワハギ界の巨人の登場に、頭の痛みも忘れ勇気を出して御挨拶。

とても物腰が柔らかく、気さくな人柄の方で、尊大な所など微塵も無く、

その後も釣り談義までさせて頂き、良い日に来たなと感激至極。


船に行ってからもKNさんは自分の真後ろ、左舷ミヨシなので、

「KNさん、バケツ10個ぐらいいります?なんならドラム缶用意しましょうか?」などと、

冗談も交えながら色々とお話を伺っていると、「後で写真撮らせてもらって良いですか?」と、

きたので、すぐにブログ用だと察し、「私なんぞで良ければ」と、承諾。


今にして思えば、ここまでで今日の全ての運を使い果たしてしまったようだ。

本当に、楽しかったのはここまで、釣りの方は開始から2時間ノーヒット。

そこからさらに30分後くらいにやっと1枚目ゲットも、ワッペン君。


次の1枚がまた1時間以上後の事、17、8cmのレギュラーサイズ。

どうにもならない、今日はベラやトラギスすらアタらず、エサが全く取られない。


業を煮やした船長は長井沖を後にして、佐島船がやっているカメギ根の西側へ。

いきなり水深が深くなり、「45mです」と、聞いてオモリを30号にチェンジ。

それでも着底まで時間が掛り、かなりじれったい。


すぐにアタリ、アワセを入れるとカンカンカンと、本命間違いなし。

ヒキはそうでもないが、重量感があり、慎重にリーリング。

上がって来たのは想像よりかなり良い型でびっくり、23cmゲット。


活性が低いせいか、今日は釣れてくるカワハギがほとんど暴れずおとなしい。

それでもワイドフックが若干伸びており、高活性時の浅場だったら折られていただろう。


よし、時合いか、と、期待したが、その後全くアタらず、移動の繰り返し。

10mから45mまであらゆるポイントをやったが、全く好転せず。


残り1時間を切り、また長井沖へと戻りやってみるもダメ、お手上げ。

竹岡や茅ケ崎等々、全ての釣り場を通してワースト数更新だと思う。

3枚で終了、見事にスソを喰らってしまった・・ 情けない。


KNさんでさえも17枚と壊滅的な日ではあったが、それにしても3枚は無い。

自分にとって最大の敵、風もあり、トモ側有利な潮ではあったが、

要するに、まだまだ本当のチカラがついていないという事だ。

タチウオでもこういう事があったしな、それを乗り越えると大崩れしなくなるものだ。


朝からコケっぱなしの1日で、記憶から消し去りたい程の貧課だが、

KNさんの釣りを間近で見られただけで、良しとしよう。


今まさに、この壁こそが我がカワハギ釣りの正念場だと思う。

メゲずに、逃げずに、やり込み続けるしかない。





とうちゃん釣れなかったの? まぁ、次頑張ろうよ!



船宿   長井   MZ丸   SN船長