酒を本気で飲みだしたのは、
27歳くらいだったと思う。
それまでも飲まなくはなかったけど、
たいした量は飲まなかった。

どうして酒の量が増えたのかということは
仕事と密接に関係している。

知っている人はご存知の通り、
自分は普段は極端に口数が少ない。

普通にしていても
怒っているかのように思われたり、
無愛想に見られてしまう。

それは元来からの性格によるもので、
どこからそうなったか、
幼児期の経験なのか
はたまた遺伝なのか
(少なくともうちの母親は世界一
ずうずうしいので母方の遺伝ではない)
まぁ、要するに類まれ見る
「恥ずかしがりや」なのである。

無愛想なのはその「はずかしがりや」
の裏返しだと自分では思っている。
照れ隠しが無愛想にうつるのだろう。

以前、専務時代だが、
社員に会社で挨拶されても
あいさつをかえせなかった。
まったく悪気はないのだが、
心の中でしかあいさつがかえせなかった。

社員からは「しかとされた」
とうつったかもしれない。

まぁ、そんなつもりはないのだが
無愛想な専務だと思われていただろう。

そして「あの人はそういう人」だからしょうがない 
とまでみんなに思わせてしまったかもしれないし
それが自分のキャラクターの一部
として皆に認めさせてしまったような感もある。

社長になった今でさえまだ
その癖は抜けきれずにいるが
今ではちょっとだけ、
(いやこれでも努力してるつもりなのだが)、
小声だけどあいさつをかえせるようになった。

こんなことをblogに書いてしまうと
また恥ずかしくなって挨拶をかえせなくなりそうだ。

あまのじゃくなのである。

社員の前では極端な恥ずかしがり屋なのである。

夜、お酒の席でしか僕と会ったことのない人には
信じられないかもしれないけど(笑)
あっ!、当然仕事上や社外の人には
当たり前ですがそんなことはありませんから。。。

だけど、正直決して得意ではないです・・(笑)

で、お酒との関係、
そしてなぜ27歳過ぎから飲むようになったか
という話になるわけですが

それは次回・・・・松浦勝人の酒史2 につづく