<幻の先制ゴール>
先週末から降り続いていた雨がようやく止み、横浜は晴天、絶好のサッカー日和。
宮原と福田が久しぶりのスタメン、山見と翁長はベンチスタート。また先週末加入した川﨑修平が選手登録後、早くもベンチ入りを果たしました。
今季から守備的なスタイルに回帰しバランスを取るマリノスに対し、中盤のジャンクルードのフィジカルに手を焼きながらもチャンスを作らせず、また圧縮されることで空く宮原のサイドをサイドチェンジで使うシーンが多く見られました。
最大のチャンスは21分、染野のクロスから勇大がキニョーネスと競り合いながらもダイビングヘッドでゴールネットを揺らしますが、惜しくもオフサイドの判定。
ピンチになる場面こそあまりないものの、ゴールに繋がるシーンはそれいこうないまま0-0でハーフタイムへ。
<ベンチからの底上げは必須>
後半、お互いがっぷり8つに組み合い堅い展開が続くなか、満を持して山見と翁長を投入。
64分、山見がペナルティエリア前から意表をついたミドルを放ち、朴一圭も反応できていませんでしたが、クロスバーを叩いてしまいました。
終盤は逆にカウンターを受けるシーンも増えたものの、守備陣が身体を張ってブロック。
しかし交代で入った食野、ユアン、白井の3人はインパクトを残せず終盤は攻撃が停滞。そのままスコアは動かず、3連戦は3試合連続のドローという結果で終了となりました。
徐々に攻撃の形ができ、翁長や山見をゲームチェンジャーとして投入できるようになったのはポジティブですが、それ以外のメンバーは戦術理解に苦しんでいるのか、全力で走っていない様子やボールの要求のしなさなどネガティブな印象が目立つ結果に。
これからの伸び代なので、信じて見守るしかないけれど、成長のために勝ち点を犠牲にできる余裕もない。
夏までは今のメンバーに託すしかないのだから、与えられたチャンスでやるべき事をしっかりやってくれる事を願うのみ。
