<予想以上のターンオーバー>

スタメンは総入れ替え、ダービーのベンチ入りメンバーからは長沢、山越、綱島、優安、チアゴが先発。特に長沢は2年ぶりとなる公式戦出場でした。


開始早々3分、チアゴがサイドを突破しゴール前にクロスをあげるも、山越のヘッドはクロスバーを直撃。


若干の試合勘不足はあれど、矢継ぎ早に鹿児島のゴールを攻め立てます。


そして0-0で折り返すかと思われた前半終了間際。右サイドからのクロスが大きくなるもチアゴがヒールで芸術的なパスをゴール前に送り、走り込んでいた山本丈偉が痛烈なミドルを突き刺し先制。


ハーフタイムには千田を下げて今季初出場のシンアライを投入し、山越がCBにスライド、ユアンを右SBへ。


55分にチアゴに変わり食野、68分に古川に代わりケイト、75分に丈偉、ユアンに代わりいわきからの加入組である永井と河村匠を次々と投入。


諦めない鹿児島の猛攻の前に後半は守備の時間が長くなるも1-0のままクローズし、リーグ戦に弾みをつける勝利と今季公式戦初のクリーンシートとなりました。


スタメン組が試合で最高のパフォーマンスを出せるのは、サブ組が練習で本気でスタメン組とバチバチに戦っているから。


彼らを評価して欲しいと、プレーオフ終了後に熱くゴール裏に語りかけた城福さんの言葉が浮かびます。


自分たちがやれるという価値をピッチで証明したメンバーたちが、リーグ戦の戦いに一石を投じてくれることを願って。