今夜日本と対戦ということで、彼についてふりかえります。
結果的に約1年半、練習試合と天皇杯2試合、リーグ戦2試合でしか彼のプレーぶりを見ることはできませんでした。自分がチャントを歌えたのは、1試合だけだったな…。
武器であるロングスローは、かなり脅威でした。実際昨年の天皇杯群馬戦では逆転ゴールの起点にもなりましたし、ダービーでも序盤彼のセットプレーからあわや先制ゴールになりかけるチャンスもありました。
しかし、試合に絡めなかったのはそれ以外の部分でしょうか。具体的には線の細さと、他選手とのコミュニケーション部分。練習を見る機会がなかったので普段の練習でどうだったかはわかりませんが、試合で見る限りはかなり苦しんでいるように見えた。
加えて左サイドの加藤蓮や深澤、奈良輪ともに質が高く、ポジションを奪うほどのパフォーマンスを発揮できなかったこということでしょう。
願わくば、もっと長い目で見て、成熟するのを待ってあげたかったけれど、昇格による人員整理もありその余裕もなかったのかな。もしルヴァンが今年もリーグ方式であれば、可能性はあったのでしょうか。
今年からは韓国へ。水原FCは水原三星との同郷のライバル同士で、昨シーズンは三星を交わして残留。いいチームへのご縁があってよかった。
同時にインドネシアの人々には期待が大きかった分申し訳ないことになってしまったけれど、これも勝負の世界。結果的に昇格したチームで切磋琢磨できたことは、彼のキャリアにおいて必ずプラスになるでしょう。
総合的な面でもっとタフになることができれば、今後さらにステップアップできる選手だと思います。
今日の試合、彼の活躍には期待ですが日本が勝ち点を落とすようなことは勘弁。お手柔らかにお願いします!汗
そして韓国で思う存分暴れてくれ!