<ありがちな流れで案の定>

出場停止の平に変わって山越が久しぶりのスタメン。それ以外は変わらないメンバーが名を連ね、ベンチはゴウキが外れ、キタジが久しぶりにベンチ入りしました。


序盤からヴェルディがボールを支配して押し込む展開。甲府はクリスと三平、長谷川宮崎ら強力な攻撃陣にボールを預けてカウンター狙いとわかりやすい展開に。


中原やハセタツの果敢なサイド突破やソメや山越が積極的にミドルを打っていくも、甲府の堅い守備をなかなかこじ開けられず焦れていると案の定、甲府の最初のシュートがそのままゴールに。


左サイドに展開されるとPA内に侵入した宮崎がカトレンをフェイントで交わし、ゴールへ一直線のミドル。ヒロトがブラインドになってしまったのかマテウスも反応出来ず。久しぶりにアウェイでビハインドを背負う展開に。


結果的に甲府はACLも見据えてか極力体力を使わず引いて守る展開。これに対して前半残りバタバタして時間消化してしまったのはもったいなかった。攻撃が単調でゴール前に挙げてはマンシャにクリアされるシーンが連続。難しいのは理解するけどもう少し落ち着ければよかったね。


結果スコアは動かせないまま0-1のビハインドでハーフタイムへ。


<ワンプレーで流れを変えた>

後半、アクシデントがあった森田を下げてシンアライを投入。ハセタツをインサイドへ。試合後インタビューによると起用するかギリギリのタイミングだったぽい。練習中のアクシデントかな。大事にいたらないことを願います。


すると52分、ヒロトの最終ラインのビルドアップからシンアライにボール繋がり、ギリギリで抜け出したソメがキーパーを交わして鮮やかな同点弾。オフサイドか際どかったけど、多分大丈夫だ!うん!笑


甲府から3年ぶりのゴールを上げ、体力温存のためメンバーを次々と入れ替える甲府を攻め立て続けにシュートを放つも、ゴールネットは揺らせず。


ATに河村が抜け出してGKと一対一の絶好チャンスも、DFの競り合いが謎にファウルを取られる。どちらよりというか、審判うまくコントロールできていなかったな…終盤になるにつれ微妙な接触でファウル取られること多かった。


最終的に1-1で終了。相性の悪い甲府に3年ぶりにアウェイで勝ち点を持ち帰るも、自動昇格圏を伺うチャンスで手痛い勝ち点1となりました。


ミスがらみでなく技量でしっかり流れから点を取り、突然のアクシデントにも動じずゲームを組み立てられたことは成長を感じる。


結果が何より必要な終盤戦、痛いことは間違い無いですが、切り替えてホームで勝ち点3を掴むだけ!