<秋田の高温と猛プレスに苦しむ>
前節前半で退いた深澤は負傷だったのかベンチ外。奈良輪が天皇杯以来、リーグ戦序盤以来となる左SBでの出場となり、千田も2回連続の古巣対決となりました。
全国的に天気が乱れていた昨日ですが、秋田は晴れ。38度の高温多湿での厳しいゲームとなりました。
前半からなるべくボールを保持しようと試みるも、秋田の猛然と向かってくるプレスと空中戦の強さは流石で、ゴール前への侵入もままならないまま、秋田の複数のシュートに対しシュートはわずか一本という厳しい内容で0-0のまま前半は折り返します。
<諦めなかった奴のもとにボールが来る>
ハーフタイムに入り、ここ数試合はHTで選手が入れ替わることが多かったものの、この日は試合展開が固かったこともあってか、動きはなし。
後半に入り、徐々にこちらがボールを握り斎藤のミドルや染野のヘッドでゴールを脅かす場面は出てくるも、ゴールを奪うには至らない。
時間がたつにつれ、北島やゴウキなど前線の選手を積極的に入れ替えていきます。
終盤、綱島、佐川とパワー自慢の選手を前線に投入するとややパワーで対抗できるようになり、迎えたAT。以前のA岡山戦と似た位置。
北島のFKに合わせたのは途中出場の佐川!ドンピシャのヘッドが秋田ゴールに吸い込まれてついに土壇場で先制。
90分を通して苦しい展開にはなったものの、最後の一撃で掴んだ勝ち点3でした。
<MOM>
佐川 洸介
ここまで苦しんだ男の待望の一撃。得点力不足が叫ばれる中、彼が結果を出したのは大きい。
後半戦のキーマンとしての活躍に期待!
