<連動したプレスが山形の攻撃の芽を摘む>

宮原が久しぶりのスタメン復帰となり、山越がCBへ。またケイトがベンチスタートで森田とコロ助が並び立つ形となりました。


前回と打って変わって絶好調な山形ですが、予想に反して一方的に押し込む形に。


数試合ぶりにアンカーになった森田が正確な状況把握でボールをカットし、バスケス北島の両翼が山形の3バックの脇を突いて相手陣地内へ次々と攻め込んでいく。3分にはバスケスが決定的なシュートも、惜しくも枠外へ。


早くも7分、ゴウキからのクロスを受けたコロ助がヘディングで合わせて先制。


山形のチアゴや小西らが個の力を活かしてゴール前まで攻め込むも、谷口や宮原が身体を張って防ぎます。


深澤らが決定機を迎えるも追加点はなく1-0で前半終了。


<終始落ちなかったテンション>

後半の山形の修正が怖かったものの、この日はサイド、中央ともにほぼ隙はなく、やや力ずくでの突破はほぼファウルやオフサイドに。


そして61分、山田剛綺とコロ助のコンビネーションで剛綺がまた角度のないところから決めて追加点。


剛綺は結果がでていなかった時は前線で孤立してしまい、良さを消されてしまうシーンが多かったのですが、コロ助が加わったことで彼のポテンシャルがうまく活きてきていますね。


その後は危なげなくゲームをクローズし2-0で終了。


<MOM>

谷口栄斗


平がいない今、DFリーダーとしての彼の活躍が目覚ましい。身体を張ったプレーに的確な状況判断力が試合ごとに向上していっている。


先日、小林祐希のキャプテンとしての苦悩話を聞いたばかりなので、副キャプテンの彼とマテウスがしっかり支えてあげてほしいです。