というわけで、ホワイト監督の公式戦初戦は苦い結果となりました。しかしながら、この試合では町田対策のロングボールに特化していたので、これが今季のスタンダードになるか、といったら違うということは念頭に置いた上で試合を振り返り、来週以降を迎えていきたいと思います。


 まず、開幕を迎えるにあたりキャプテン近藤がコンディション不良(?)、さらに若狭も怪我という中で、急遽去年1年間ほとんどCBでは出場していなかったヨンジを起用せざるを得なかった。また前線も皓太が怪我で開幕に間に合わず。ヴァウは何らかのコンディションの問題か、はたまた戦術的な理由か。そして追い討ちをかけるように梶川が接触プレーで負傷交代(大事に至らなくて良かった)、プラン外だった潮音の投入。どのみち、メンバーはかなり苦しい構成でした。


 前線のコイッチとレアンドロにいいボールが出てくれば・・・というのはずっと思ってました。実際何度か枠に行けば1点もののシーンもありましたし、あと一歩先に触れていればというシーンもあった。

 

 全体を通じて、特に前半に感じた閉塞感はクリアボールをうまく拾えなかったことで押し込まれる時間帯が多くなったことからだと思います。町田は平戸がいなくなったことでセットプレーの怖さは減りましたが、やはり相馬監督がこの4年間に渡って築きあげている骨組みは本当にしっかりしていた。


 そうなると、当然といえば当然なのですが、まずは次の愛媛でしっかり勝ち点を取ること。相手用に特別なスペシャルプランを用意したけど、後一歩及ばなかったということでひとつの解決はするけど、やはりメンバーを考えれば少なくとも上位争いには食い込めるだけの力はあるはず。そうなるとここでまた悪い流れを払拭できなければ、戦い方に問題があるのではというひとつの結論になってしまう。


 別にスタートはわるく


 でも伸びしろはありますよ。大丈夫、まだまだこれから。