左から埼玉・みなみは残留、京都小西美加、埼玉・加藤優らは退団が発表された【写真提供:日本女子プロ野球リーグ】
日本女子プロ野球リーグが11月1日に4球団計36選手が退団することを発表した との事で、これは71名居るうちの約半分が退団する形となったそうですね。
今年はリーグ運営が厳しいというのは散々言われてきたのですが、悪い形で出てきてしまいました。
女子プロ野球リーグ はわかさ生活が今年は4球団71名の選手全員を抱えていている状況で、運営して行くのにもはや限界なのでしょう。予定していた試合やイベントが急遽変更や中止・短縮などが頻発し選手やファンの不信感が大きくなっていったのは事実でした。
ただ、長年のわかさ生活の努力のおかげで企業や高校・大学がチームを発足してきているので、一定の役割を果たしてきていたといえるでしょう。
こうなったらリーグは一度解体して、新しく「日本女子プロ野球機構」として再出発し、今までの女子プロ野球チームや企業・大学チームに加えNPBからも新しく女子チームも新設する。これはどちらかというとサッカー女子の「なでしこリーグ」に似たものになりますが、退団してゆく選手たちの受け皿となれば良いかとも思います。
女子の野球人口が増えつつある中で、希望の火を消してはならない。
