こないだセラピストコンサルをしていて、こんな話になった。
その方はお勤めのセラピストさんで
「上司の言うことがコロコロ変わって振り回される」
というご相談でした。
が…。
うん、コロコロ変わるよ(笑)
美味しかった、が、鼻が詰まってたのが悔やまれる。。泣
しかしそれを言いたくなる気持ちも
めーっちゃわかる。。!!
私も雇われ院長だった頃は、オーナーに対しておんなじ事を思っていました。
そしてトップになった時、きっと思われていた事でしょう…
「前と言ってたこと違うじゃん!」て。
で、これを言ったら元も子もないかもしれないけど
経営者ってそーゆーもんよ。。(笑)
もちろんそうじゃない場合もあるけど。
天才肌のトップには、多いですよね。
もう少し詳しくお話しするとですね
その「コロコロ変わること」というのは
状況の微調整、です。
例えていうなら、トップの人は、群れの一番先頭にいる鳥、
風の流れを読む人なんですよね。
天気や風向きはコロコロ変わる。
最初飛び立った時は低空飛行で良かったけど、天気や気圧の変化で飛び方を変える。
トップに必要なのは、風を読む力。
魔女の宅急便でもそんなシーン、ありましたよね〜
それを「最初に低空飛行って言ったから」と言って
微調整しなかったら。。
バラバラになりますよね。
風を読む力は、実は最強の守りの姿勢。
行動がアグレッシブだったとしても。
サロン経営で言えば、お客様の状態は毎日変わるし、いつも同じコースを受けてる方でも
声かけや手技の圧、は究極、その日次第。
今売ってあげた方がいい商品の紹介や、次回予約の間隔や様子も、見送った方がいいこともある。
臨機応変な対応が、結局のところ安定的なサロン経営の要でもある。
コロコロ言うこと変えやがって!とイライラするの承知で、
こちら(トップ)も言ってるんだよね。
そして心の中ではめっちゃごめん!
仕事増えるよね。。💦と思うけど
風向きは無視できないもん。
社員を守るって、当たり障りなく接するって事じゃないからね。
会社を存続させて、利益を出すことだから。
なのでちょっと厳しい事を言うと
自分の立場で「コロコロ変わりやがって!」と言いたくなるうちは
自分で判断できてないってことなんだよね。
もちろんオーナーの決断が完璧、最善じゃないこともあるけれど
その時の流れがすでに違うってことはわかっていた方がいい。
そしてよく、オーナーは現場にいないくせに
とか
そのお客様の担当は私なのに!
と思うかもしれないけど
週一しか顔出さないオーナーだとしても。
それは絶対わかるの。
むしろそれが仕事なので。
その風の変化が分からない人だったら、1年くらいでサロン潰れてますから(笑)
その人のコロコロ変わる事で、サロン経営が永らえているし
それは実は、雇われている側の成長にもなっているからね。
自分でサロンを開業した時に
お客様の要望を汲みとれる力に、必ずなるから。
そして
「オーナーがコロコロ意見を変えること」と
「自分が振り回される」ということは
別物!だからね。
振り回される、と思うのなら、自分の中で仕事における変容はいりません。という設定なのだと思うよ。
オーナーの本質を汲み取って自分の仕事に集中するだけ(^^)
それが本当の「貢献」です♡
ま、でも
誰かの下で働くなんてもうクソ喰らえだ!
と言うなら
さっさと開業しちゃったら良いよ♡
自宅サロンこそ、自分が「トップ」だからね!
自分の中の「コロコロ変わる」が、最善だってことが
身をもって分かると思うよ♡