【MS-21C ドラッツェ】 ―機動戦士ガンダム 0083― | ― 屋根裏ナノブロック工房 Renovated ―

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「なにっ!?ギレン総帥が戦死されたと!?」
「はっ!ア・バオア・クーは全権、キシリア閣下の下へ移行しました!」
「ぬぅ・・・謀ったな・・・キシリア!」

かつて、最初の一言がこんなにもドラマチックな台詞回しのガンダム作品があったでしょうか。(異論は認めるヨン!

どんなガンダム作品でもその導入はドキドキワクワクするものですが、ガンダム0083の最初のこのセリフは、その一言で、どの時期のどの場所で、どんな事が背景で起こっているのかをすべて言い表している、それでいて説明的な感じが全くなく、一気に作品に引き込まれる、本当に素晴らしい台詞回しだと思います。

そんな、私が大好きな作品の一つ、機動戦士ガンダム0083 -STARDUST MEMORY- から、エギーユデラーズ閣下率いるジオン公国残党「デラーズフリート」の機動兵器、ドラッツェです。

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【MS-21C DRA-C】 ―機動戦士ガンダム 0083―

まだブルーレイはもちろん、DVDだって一般的ではなかった時代。
OVAという言葉が普通に使われていた時代。
そして、VHSが主流だった時代の作品ですね。
え?ベータが主流だろうだって?そういう意見も・・・一部の方からはあるかもしれませんね(笑

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当時部活の先輩の家に入り浸っていた私は、うちにビデオデッキが無かったこともあり、先輩の家で様々なアニメを教育されました。
先輩:「まぅ、今日は何見る?」
まぅ:「愛・おぼえていますか」
先輩:「お前いつもそればっかりじゃん!そんなお前にお勧めが・・・」

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そんな感じで、
『サイレントメビウス劇場版』
『ジャイアントロボ・地球が静止する日』
『劇場版セーラームーン』・・・!?

など、数々の名作を行くたびに見せてもらっていたのですが・・・

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そんな流れの中で見せてもらったのが、このガンダム0083でした。

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一年戦争終結直後から始まる0083のお話は、ギレン・ザビを信奉していた、武勇・知略に秀でた将官、エギーユ・デラーズが地球連邦に対する反抗作戦を実行するため、ジオン残党を率いて戦線を離脱する場面から始まります。

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ジオン残党なので、お財布事情も色々あったことでしょう。
そんな中、「ザクとガトルを合わせてみたら良んじゃね?」という考えから生まれたこのドラッツエ。

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言われてみれば・・・ザク・・・?ガトル・・・?
そ・・・ソーナノカー?

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まぁでも、アッガイもザクの兄弟のようですし、アッガイよりはまだザクっぽいかなぁ・・・と。

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ザクとガトルを合わせて作ったということもあり、あまり強くないドラッツェ君ですが、見た目はとても強そうでカッコイイ!
こういうデザインは大好きです。

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色は、IGLOO好きなのでヅダをイメージしたスプリット迷彩で。
プロペラントタンク(脚部)が大きいので、合わせ目消しが面倒&大変&たぶん一部消えてなゲフンゲフン。
プロペラントタンクがなんだかさみしかったので、勝手にプラ版を貼って穴をあけて、真鍮線を付けてみました。

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以上、ジオン残党のマスコット、ドラッツェでした。(ぇ

この0083からも、後々有名になるキャラクターが何人も誕生しますね。
コウ・ウラキにアナベル・ガトー。
真のヒロイン、シーマ様と、陰のヒロイン、ニナ・パープルトン!(ォィ
色々な意味でロイ・フォッカー的なバニング大尉。
後のケルゲレン子である、ジャクリーヌ・シモン!(ォィォィ

導入も、話の流れも、とてもドラマチックな名作だと思います。
見たこと無いという方は、ゴールデンウィークにでもぜひ!