産業廃棄物のマジメな話 | 麻布十番の 元・居酒屋オーナーで現・不動産屋@でんじゃらすお兄さんのためになるブログ!?

産業廃棄物のマジメな話

不動産(リフォーム)に関わっているとゴミをどうするかって場面に遭遇することがあります。

建築現場から出るごみは事業系なので産業廃棄物扱いです。

産廃は「ハイソーホー」=「廃棄物と清掃に関する法律」というものでかなり厳格に取り扱いが定められています。

昔はゼネコンの所長でも「捨てるものにカネなんて使えるか」と発言する人もいましたが、今そんな考えだったら出世はないでしょう。

 

ゴミを出す人を排出者と言います。排出者って誰なんだということだけでも議論になりますが、建築現場の場合は工事業者と言うことになっています(残置物は違う)。

で、出したゴミのゆくえの責任は排出者が負います。

 

ゴミは現場で集められ、運ばれて、処分場で処分されます。

ゴミ排出者はこれらを行う業者と契約を結ばねばなりません。

産廃は「収集・運搬」と「処分」に分けられます。ゴミ排出者はいずれかの業者と「収集・運搬」と「処分」についてそれぞれ契約します。同じ業者でも構いません。

 

ちなみに収集運搬の契約を結ばずに現場の敷地から一歩でもゴミを出したら排出者も運んだ人もアウトです。

 

先ほど「建築現場の場合は工事業者が排出者」と書きましたが、DIYの時はオーナー自身が排出者です。

事業系ごみなのに近所のゴミ置き場に出したりするのはアウトなのですよ。

 

私は業者だし、こういうことを知っている立場なのでゴミ捨てに関してはまじめにやっています。

私が出すゴミなんて非常に少量ですが、処分場と契約書を取り交わし、毎回産廃マニフェストを書いています。

捨て場から呼ばれるのを並んで待っています。前回は炎天下で3時間近くかかりました。捨てるのも大変なんです。

 

ちなみに自分のゴミを処分場まで運ぶのは「収集運搬」の契約は不要です。人のゴミを運ぶなら必要です。リフォーム業者がゴミを持って帰ってくれるのはありがたいし当たり前なかんじですらありますが、実はほとんどの場合「収集運搬」に違反しているのです。大手のリフォーム会社はこのことに気づいていて、はがした壁紙などを載せる可能性のある社用車に「産廃運送車」なんてとりあえず書いていますが、ホントは一台ごとに登録制で許可番号を表記せねばならないのでまったく気休めにもなっていないのです。

この許可は東京から埼玉県に運ぶ場合両方の県から許可を得ていないといけません。しかも品目ごとに取得せねばなりません。マジたいへん。

 

みなさんはそこまで厳格にやらなくて良いと思いますが、産廃で捕まると案外重罰だし、業者は結構手間とお金をかけて現場のゴミを捨てているということを知っていただきたいなと思います。

 

 

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