沼津の銀行がヤバイw
かぼしゃの件では「残高偽装された被害者の立場で逃げ切ろう」と思っていたであろうスルメ銀行。
アカヒ新聞にこんな記事が出てしまいました。
我々の業界では公然の秘密だったフカシや書き上げ、これがついに日の元にさらされてしまうのでしょうか。。
面談の初回から通帳残高偽装アプリを見せながら「融資は引けるから大丈夫です」なんて手法で集客していた仲介なんてたくさんいます。
沼津の銀行はあくまでもそうした悪徳仲介にダマされたと言いたいのでしょうが、ガッツリ調べられたらどこまでシラを切り通せますかね。場合によっては不動産融資全体へ影響を及ぼしかねない案件ですので行方が気になります。
やってた金融機関はスルメだけじゃないしね。
私はここまであからさまな公文書偽造みたいなことはしたことはありませんが、どうしてもお客さんの期待に応えたくて無茶な売り方をしようとしたことはあります。
買主に融資がつかなければ物件は高くは売れません。なのでいかに買主に融資を付けさせるかが勝負となりますが、一番最初に思いつくのは二重売契でしょうね。
例えば銀行には11000万の販売図面を見せ(その時レインズは落としておきます)、実際の売買は9000万で行えば、販売価格の8掛けの融資額でも自己資金が多少あれば買わせることができるのです。
もちろん、銀行にバレたら「期限の利益」は取り上げられ、一括返済の超ヤバイことになります。
実に良くないことですが、仲介としては悪事に手を染めている感覚が比較的薄い、不正としての入門コースみたいなもんです。サンタメ業者なんてこれが基本の売買手法ですからね。昨年までのスルメの活況がなによりもの証拠ですよ。
これがフォトショップを使って通帳残高を偽装するとなると完全にダークサイドですが、こういう業者も昨年まではたくさんいたようです。私はこれは無理でしたね。
結局、二重売契や不正行為に手を染めることもなく、沼津の銀行さんを元付でも客付けでも使うこともないまま今日まで来ていますが、これが当たり前だしこれで良いと思います。おかしな取引にお客さんを巻き込んだら仲介としてオシマイだと思っています。
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