特許事務所に勤めて最初の1年は主に国内事務を担当していたのですが、
2年目から内外事務も担当しています。
内外事務は、国内のクライアントが外国での権利を取得するための手続きを
サポートしますので、英語力や外国の法制度の知識なども求められます。
英語、、、う~ん、10年ぶりくらい!
外国の法制度、、国内の手続きを覚えるのも結構大変よ!?
こんな状態のスタートでしたが、内外事務を担当したてのころ、
EPやブラジルの維持年金制度がおもしろいな感じたのを、ふと思い出しました。
日本は権利化後に年金を納付して権利を維持する仕組みですが、
外国では出願中も特許査定が出るまで定期的に、決まった期日までに
年金を納付しなければならない国があります。
現地代理人から維持年金の連絡を受けた時、
「Annuity Fee」とか「Maintenance Fee」とレターに書かれていて、
「Maintenance Fee」という表現に、思うところがあり、笑ってしまったのです。
何かというと、女子にも「Maintenance Fee」が結構かかるんだよな~ということ。
弁理士試験の直前は、もう、身なりとか美容にかまけている暇は一切なくて、
短答試験の結果が出てから、気分をリフレッシュするために
疎かにしていた美容関連のMaintenanceを一気したのですが、
びっくりするくらい福澤諭吉先生が消えていきました・・・
服飾 ¥20,000
美容院 ¥15,000
整体 ¥10,000
まつげ ¥7,000
ネイル ¥7,000
コンタクト ¥6,000
化粧品 ¥5,000
【合計】 ¥70,000 ヽ(゜▽、゜)ノ
改めて計算したら、どえらい金額ですね。
ざっくり概算だし、細々したものを加味すると、もっとスゴイ金額になるかもしれません。
このうち、毎月、定期的にかかっている「Maintenance Fee」が結構あり、
しかも、歳を重ねるにつれ、これらの「Fee」は、どんどん加算されていきます。
このあたりも維持年金制度と似ているなと思ったり。
殿方は、女性が毎月どのくらい「Maintenance Fee」を支払っているか知らないだろうし、
関心もないかもしれませんが、ドン引きされちゃいそうですね。
黙っておこ~っと!
話はだいぶそれましたが、
最初は大変だと思った英語も、外国の法制度の勉強も、
身近なことに置き換えて捉えれば敷居が下がって、そんなに負担に感じなくなりました。
弁理士試験も同じなのかなと。
大変だと思うより、身近なものと捉えてやれば、負担も減るのかもしれませんね。