リバプール、不可解な判定に助けられダービーを制す | サッカーニュース

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 1日に行われたプレミアリーグ第7節注目の“マージーサイド・ダービー”は、アウエーのリバプールがキャロルとスアレスのゴールにより2-0でエバートンを下した。これによりリバプールは、翌日ボルトンとの対戦を控える4位のチェルシーと勝ち点で並んだ。

 試合はリバプールが最初のチャンスをつかむが、カイトのクロスを頭で合わせたスアレスのシュートはGKの正面を突く。すると、その直後にケイヒルが放った惜しいヘディングをきっかけに、エバートンが主導権を握る。ところが23分、エバートンのロドウェルが不可解な判定により一発退場処分を受けると、試合の流れは一変。数的優位によりボールを支配し始めたリバプールは前半終了間際、スアレスがエリア内で倒されPKを獲得する。しかし、スアレス自らが放ったPKはGKハワードに止められてしまい、リバプールは先制のチャンスを逃す。

 前半を何とか無失点で乗り切ったエバートンは、後半に入っても粘り強い守備でゴールを許さない。だが、リバプールはジェラードとベラミーを投入した直後の71分にホセ・エンリケの左クロスをキャロルが決め、待望の先制点を手に入れる。エバートンもここから必死の反撃を見せるが、逆に終盤、味方のクリアミスからスアレスに追加点となるゴールを許してしまい、万事休す。不可解な判定が最後まで重くのしかかったエバートンは、ホームでのダービーを落とした。