最後の希望というのは、絶対に大げさではない。

 

 もう十数年前から、もしこの共産党にとっての「失われた30年」から立ち直れるとしたら、紙屋さんが党首になるときだと思ってきた。

 

 共産党の綱領と規約への深い理解、

 まだ共産党には必要なマルクス主義への造詣、

 一方で理論に拘泥せずに現実を見据える確かな視線、

 共産党の再生産のための組織論、

 その他その他、

 

 どれをとっても、いまの党指導部の誰にも負けないものだ。

 というか、いまの党指導部の誰も持っていないののだ、

 と言うのが正確だろう。

 

 もし、共産党に再生の希望があるとすると、だから、紙屋さんが党に戻り、党首になれる可能性が出て来るときだけだ。

 

 私が裁判で勝って党首になってもたいしたことはできないが、紙屋さんなら絶対にできる。

 

 だから全力で支えていく。