久し振りのふつブログ
この思い出は中々に怖かったんです
20の頃にお仕事で社宅に住んでた時のお話
私は幼少期から夢が一つでした
大きくなったら美容師になる
当時は(35年前)中卒で美容学校に進学が可能でした
ので。。。私は其のつもりで中学生の頃から自宅の近所の美容室(夫婦で営む小さなお店)
で学校から帰ってから掃除や洗濯のアルバイトをさせて貰ってました
所が(´;ω;`)私の父親が進路に大反対
父のすぐ下の妹さん(叔母)が美容師で肺結核で早くに亡くなってて
絶対に許しません
ってことで美容師の夢は敢え無く諦めたんですが
やっぱり美容関連のお仕事に付きたかったのと早く独立したくて
社宅完備OK
申し分ない好条件でエステの会社に就職しました
さて。。。それでは、前置きはこの位で
入社してから数年。
当時は会社も発展中だったことも有り驚くほどにトントン拍子で出世しまして
社宅も自分でお気に入りの物件を探して不動産部に交渉が出来たんです
立地と間取りと諸々を兼ね備えた物件を不動産部に提出して
あっさりと許諾
念願の一人暮らし
3LDKのマンションで何れは三名で共同で入居の条件で
だが。。。事件はこのマンションで起きた
念願の一人暮らしの割には仕事の忙しさや休日はサーフィン三昧で家具を揃える間もなくww(#^^#
ベランダに面した窓のカーテンすらそろえて無くて
空き物件なんかに良くあるビニールの黒いカーテン?がそのまま窓に掛けて有りました
マンションは駅前の商店街入り口で塾や英会話教室等が入る4階建ての4階
異変が起き始めたのは 引っ越してから一か月程が経ったある日
共同の社宅を前提にしてるので部屋には会社が用意した公衆電話が設置して在りました
その日は仕事も忙しく帰りに寄り道もせずコンビニ飯をかってまっすぐ帰宅
玄関に入って真っ直ぐリビングに向かい電気を付けジりりりりりり~りりりりりり~
ジりりりりりり~ ジりりりりりり~
ん何故公衆電話が鳴るのか
当時私は、世間に出始めたばかりの弁当箱型 携帯電話を既に所持してました
会社の人間は勿論 家族 友人 恋人 皆、マンションの公衆電話の番号を知らない
怖いと思いつつも近所迷惑になると思い 受話器を取った
『はぁ~はぁ』 所謂、エロ電ってやつです
多分、適当にダイヤルしたものが此処にヒットしたんだろうと思った
翌日、出社してから会社に取り敢えず報告
『なんだろね。。。気持ち悪いね。。。』
その日は恋人と待ち合わせして一緒に夕食を摂ってから共に帰宅
玄関入って水を汲みにリビングの電気を付けた時
ジりりりりりり~ ジりりりりりり~ 来た
この日は恋人が無言で受話器を取った
『はぁはぁお帰り遅かったね』
『お前誰何してんの』
ガシャン!
勿論、相手は慌てて電話を切った これで落ち着くのか
いいえ。落ち着かなかった
慌てて遮光カーテンとブラインドを購入 即窓に取り付け
一人の時は必要以上にリビングに入らない様にして 当初ベランダ側の一番広い和室を自室にしていたが
玄関入って直ぐの洋室に移動(日当たりが無い部屋)
駅前の交番にも報告したけど何も事件が起きてないので警察は役立たず
それでも帰宅直後の着信が止まらず 会社が公衆電話を付け替えてくれた
最初にランダムで回した番号が偶然ヒットした可能性は濃厚ですが
じゃあ何故?私の帰宅を知る事が出来るのか
不可解な点は多かったのですが暫く後。入居者が2名入居して来て
そこからは楽しいシェアハウス生活を送る事が出来ましたとさ
35年前の本当にあった怖い話